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【悪くない、これも悪くない】

「、、、呆れますね」

『でしょ。
自分でも、呆れてますよ。でもね、止まらないんだよね、やり始めると』

「アレ、何がモチベーションなんですか?」

『、、、何だろう?
とにかく、創りたくなっちゃう』

「あんなにやると、飽きたりしませんか?」

『どういう意味?』

「1日で、あんだけ創ると、途中で、もう、イイかな、みたいになりませんか?」

『あぁ、そっちね。ない。1日だから、ドンドン創っちゃうんだよ。
で、次の日とか、翌々日に、飽きちゃう。
やり切った感があると、ピタッとやめちゃう。
やり切るまでは、飽きないし、これもやろう、あれもやってみよう、なんて、グルグル回転し始めて、やればやるほどに上手くなったりするから、、、』

「習性なんですね。飽きっぽいのは、やり切ったから、というコト。その証ですか?」

『そうかもしれない。腰は昔は重かった。でも、やり始めると止まらないコトが分かったから、今は、兎にも角にも、やってみる。そこでエンジンがかかったら、止まるまで突っ走る。エンジンがね、全くかからないコトもあるし。その時は無理してやらない。
面白いのが、突然、始めるコトにもなる。だから、アプリとか、例えば、インストールだけはしておく。アカウントも作っておく。すると、自然とさ、始める時のスタートダッシュが速い。だって、アカウントもあるし、そもそもアプリがあるから。
それこそ、自分の習性に合わせた取り組み、仕組みだよね。
失敗の繰り返しで学んだコト』

「失敗を恐れないどころか、自分から失敗しに行ってるようにも映りますね。挑戦のハードルが低くて、殆どない。
恐がるコトはありますか?」

『ある。
何かというと、始めないコト。
それは、ほんとうにコワい。始めないと、何もないから。それだけはコワくて、だから、すぐやる、やらないとやれないし、後悔もできない。後悔すら、できない状況は、、、コワい』

「、、、期待してたのと違う。
そういうコトではないんですけど、、、
でも、たしかに。
何もなかったら、後悔もできない。学びも、当然に訪れない。それって、、、気付けないから、ほんとうにコワいかも、、、」

『随分と、繰り返したんだよ。子どもの頃。変わるコトが嫌で、25歳くらいまでは、ヤバかったね。腰が重すぎて、何も起こらない。起こすのがコワかった。
平穏な日々、平和な自分。それが、危なかったなぁ。あのままだったら多分、、、家族と暮らせた、けど、先がなかったかもしれない。怯えながら、会社や社会にしがみつきながら、生きてたかも、、、
しあわせの定義がないから、そっちがしあわせ、だったかもしれない。
でも、今の自分を後悔して、それを重く受け止めて、受け容れて、しあわせに生きてる。
悪くない。
誰も、悪くない』

「これ、20分で書きましたね」

『大体1000文字を、20分。上出来だな』

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