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緊張感との向き合い方[高校受験編]#011

こないだの三連休は、初日が長女の私立高校受験日、翌日が末っ子のピアノの発表会。
2人ともそれぞれに緊張感と闘っていた姿が印象的だった。

受験当日までの日々

まずは長女。
うちは小学受験や中学受験もしてないので、この私立高校受験が我が家にとって初めての受験日。
1週間前からソワソワしまくるハハ(私)を横目に、至って平常心に見える娘。
朝型体質なので、年明け以降は毎日早朝に起きて勉強してから登校するリズムが身についている。
それでも受験の数日前は、ふいに甘えてきたり不安そうに呟いたりしていたので、思い切りぎゅーーー!って抱きしめて「あんたはじゅーぶんよく頑張ってる!大丈夫!」と何度か励ました。

受験当日も、おはよーといつものトーンで早朝に起きてきた娘の横で、ドッキドキソワソワ満開のハハ。笑
体調大丈夫?
忘れ物ない?
受験票もった?
つい色々聞いてしまって、「大丈夫やから」と娘に笑われた。
最寄り駅まで送っていくと、他校も含めて、沢山の中学生達が続々と駅に吸い込まれていく。
気の利いた言葉も浮かばず、
「いってらっしゃい!」
の一言に、ありったけの応援と励ましを詰め込んで、娘の背中を見送ったのだった。

自宅に戻ってからも、
電車止まってないかな、、、
無事に着いたかな。。
もうすぐ試験始まる頃やな、、
頑張れ頑張れ。
と長女のことがずっと頭から離れない。

予定よりも1時間以上待っても帰宅せず、
いくら何でも遅すぎやしないか?
大失敗してどこかで泣いてるんじゃ、、
と不安MAXになった頃、
「ただいまー!」とケロっとした表情で帰ってきた娘に心底安堵した。
(高校から駅までが大混雑で、駅のホームも中学生で溢れ返りなかなか電車に乗れなかったらしい。)

緊張感との向き合い方

本番までの緊張感とどう向き合うか。
これって人によって千差万別だと思う。
長女は、今回の受験も含め、発表会や演劇など人前に立つときは、とにかくできる限りの準備をすることで自分を落ちつかせている。
不安なところを徹底的に反復練習したり、何度も何度も過去問を解いたりして、入念に準備をする。ちょっと聞いて!と頼まれて観客になったり、動画撮影を頼まれたことも多々ある。
これだけやり切ったら、「あとは本番に臨むのみ」と割り切ることができるのだと思う。

(ちなみに私も長女と全く同じタイプ。面と向かって教えたわけでもないのに不思議。
親目線の受験がこんなにハラハラするのは、自分自身で準備できないからなのかも。どの程度準備が整ってるのか想像できないから、不安になっちゃうのかな。)

「自分で努力すべきことは、神頼みしたくないねん」
と話してくれた長女。
"〇〇高校に受かりますように"
"成績が良くなりますように"、、、
同級生の短冊がゆれるのを見ながら、
「私は神様になんか頼らずに自分の力で合格する。だから短冊にそういうことは書かない。」
と力強く言ってたっけ。

精一杯頑張ったら後は神頼みでもいいやん、、笑と思ったりしたけれど、そんな風に考えてるんやなぁって娘がたくましくキラキラして見えた。

結果発表

そして週明けに結果発表があり、無事に私立高校合格。
まさか受かるとは思っていなかった最難関コースに合格することができ、合格通知を握りしめて帰ってきた娘と抱き合って喜んだ。

とは言え、本命は公立受験。
あと残り1か月。
ハハは見守るのみだけど、不安になったらいつでも胸をかすから飛び込んでおいで。
あんたなら、きっと大丈夫。
今まで積み重ねてきた努力が味方してくれるはずだ。
どんな結果だって、可能性は無限大。

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