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気の利いた一言が言える「コメント力」手に入れたくありませんか?

今日はモスバーガーの誕生日ということで、
いつもお世話になっているモスへ♪

すると、
リーフレタスミックスの種をもらえました🌱

花言葉は、
「明るい未来」だそうです。

すてきな贈り物に感謝です💐✨


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


ここ数週間で、
コミュニケーション力に関する記事を、
複数執筆してきています。

上記の、
雑談力、質問力の中でも共通して出てきたのが、

「コメント力」

です。

大学教授であり、
数々の書籍を出版している齋藤孝氏は、
現代社会を生き抜くために必要な3つの力として、

「まねる力」
「段取る力」
「コメントをする力」

の3つをあげています。

コメント力は間違いなく大事です。

ただ、

「なぜ大事なのか?」

と問われたときに、
それを説明するのはそこまで簡単ではない。

今回の記事では、
そんな「コメント力」に焦点をあてて記事を書いていきます。

根底の部分で、
コメント力と、
質問力・雑談力はつながっています

コメント力を鍛えれば、
自然と質問力や雑談力、
言語能力そのものが上がることでしょう。



なぜコメント力が必要なのか?

現代社会は、
コメントを求められる場面が多いです。

そして、
コスパやタイパといった概念が浸透しているように、
限られた時間で、
どれだけの中身が詰まったものを提供できるか
が問われている時代にもなってきています。

コメントは一般的に短いものが多いイメージ。

その短い尺の中で、
気の利いた一言を言えるかが、
この人は話の内容を分かっているか、
仕事の内容を的確に理解しているかを判断される材料となるのでしょう。

コメントを言うということは、
コメントを求められ場面があるということ。

その与えられた時間や機会の中で、

単位時間あたりの意味の含有量が非常に少ないコメントなのか、

相手によき影響を与えうる内容が多く詰まっているのかは、

明確な違いが生まれ、
年齢や立場によって、
より期待されるものなのかもしれません。

40歳、50歳になって、
気の利いたコメントを言えるかどうかは、
確かにかなり重要な要素であると感じます。

そんな、

「コメント力をどう鍛えるのか」

という観点を、
自分自身のことを振り返る意味を含めながら、
考えや経験を伝えることができたらと思います。


コメント力をいつ鍛えるか

コメント力を鍛えるために必要なことは、

「コメントをすると決める」

ということだと思っています。

例えば、
子どもの日記に対してのコメント。

これは、
教師という仕事を通して行っていることですので、
日記を提出した子どもにコメントをするならば、
多寡はあれども全員にコメントをするのが自然な気がします。

コメントをするということを前提にして読んでいるので、コメントが自然と出てくるようになる。

子どもを必ず褒めると決めているから、
何を褒めるのかという視点で見るようになる。

以前、尊敬する教師の、
4月初日の学級の様子を見せてもらったことがありました。

1年生の時から完全崩壊している学級ですので、
床に寝ている子どもが2~3人。
隣の子どもが嫌だからと明らかに机を離す子ども2人。
そもそも全然席に座らない。

座らせるまでに15分かかったそうです。

5年生です。

当然、先生が問いかけたことに関して、
めちゃくちゃなことを言います。

それでもその先生は褒める。

「言っていることはめちゃくちゃだが、最初に意見を言ったのはAAです」

静かな声で。バシッと。強烈に。

そして、
その日に与えられた2時間の間に、
数十手もの手立てを打ち、

「適切な行動をすれば褒められる」
「褒められる人が成長していく」

ことを子どもにインプットし、
見事に指示が行き通るようになりました。

「絶対に褒めて活路を見出す」

そう決めているからこそ、
褒めるべき箇所が見つかるのだと感じました。

他にも、平日夜に、
毎週のようにNPOの開催する例会に参加していた筆者。

その例会では、例え新卒であろうと、
ベテランの授業を見てから必ずコメントを言う
機会が振られます。

自分よりキャリアが上である先輩に対しても、
改善点や分かりづらい点を積極的に言うことが奨励されている場です。

それが分かっているから、
何をコメントするかを考えながら授業を受けるようになる。

それを重ねていくと、
コメント力は嫌が応でも伸びていきます。

新卒から通っている子が、
新卒3年目になったときには、
研修会の事務局長に立候補し、
教員歴10年以上の手練れプレーヤーたちの講座に対して、責任者として、中身あるコメントをしている姿を見て、たくましさを感じたものです。


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