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愛の正体とは?言語×哲学×科学×授業で徹底解説!

金曜夜!!

令和5年度のお仕事、
お疲れ様です!!

週末もある方は、
あと数日!!

来週からはいよいよ、
令和6年度の仕事、ですね。

この週末で、
しっかりとした休養と、
1年間のストラテジーを練り込みたい♪
ワクワクします!


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


「愛(あい)」

日本語の五十音の中で、
1番目と2番目を組み合わせた言葉。

それだけ日本語の音の中でも、
重要な言葉として捉えられていたことが分かります。

そして、日本だけでなく、
世界各国共通で、
「愛」というものは、
人類の中で最重要なこととして捉えられている気がします。

ということは、
長い人類の歴史の中で、
必要不可欠なものだったのでしょう。

では、なぜそのように重要視されてきたのか。

言葉にする必要はないかもですが、
敢えて、この記事では「愛」というものを深堀してみます。

この記事は、
真理花さんと共育LIBRARYのコラボ記事です。

クリエイターの掛け合わせによって生まれる、
相乗効果的な記事の楽しさを、
味わってもらえればと思います。

楽しんでご覧ください。



「愛」を言語解析する

「あい」という言葉を構成する2音。

「ア」は、舌を口腔の中央で、
脱力し、リラックスして発する音です。

つまり、自然体、ありのままであることを意味します。

「イ」は、
喉の奥から舌の中央にかけて、
強い力を走らせ内から外へ向かう
強い前向きの力というイメージがあります。

ありのままである自分を、
強い前向きなエネルギーで送る。

複合的に考えると、
「愛(アイ)」という音には、

「すべてをゆだねる」

という意味が宿っていると、
考えることもできでしょう。

語感的な観点とは違い、
言霊的な思想でみると少し違いがあります。

言霊は日本に元々あった、
大和言葉に宿るものです。

よって、日本語限定。

その場合、

「あ」は新しい、希望を表す。

対して、「い」は、

息、生きる、命、息吹、怒りのように、
生命エネルギーを表す音です。

よって、「あい」は、

「希望となる生命エネルギー」

を象徴する言霊であると言えるかもしれません。


「愛」を哲学する

「愛している」という状態は、
どのような行動によって表現されるのでしょうか。

具体的な行動として、

愛のある言葉をかける、
期待する、
場や機会を用意する、
気にかける・・・

そして、ただ共に在る
ということなどがあげられます。

それらをまとめると、

「与える」

という行為に括ることができる。

では、なぜ与える行動が必要なのでしょうか。

「与える」の前に隠されている言葉。
それは、「生命を与える」ということです。

相手のためを思い、行動することは、
自分の時間=自分の命を捧げていることに他なりません。

そして、
命を使って燃焼する、
生命エネルギーを相手に送っている。

その過程の中で、
自身の生命エネルギーも活性し、
自分自身も活力をもらうことができる。

そして、相手に与えることは、
その人を「与える人」に変えていきます。

そうやって、
生命エネルギーが輝く輪を広げていく。

それは、確かに、
人間の幸福を追求する上において、
なくてはならないものであると言えるでしょう。

そして、愛とは具体的な与える行動を指す。

自身を規律し、
集中力を研鑽し、
忍耐力をもって、
周囲の環境に関係なく、
与える行動をし続けることが、
「愛」と呼ぶことができるのだと思います。


「愛」を科学する

愛情というものを感じている時、
人間にはオキシトシンという、
脳内ホルモンが分泌されています。

このオキシトシンがなくなったら、
どうなってしまうのでしょう。

ネズミに、
オキシトシンを阻害する薬を与えると、
自身の子どもの世話をしなくなったという実験があります。

逆に、オキシトシンが分泌されていると、
苦痛を感じることが減り、
気が散ることも減る。

外界の刺激に怒りを抱くことが少なくなり、
麻薬などの中毒性を抑制すらさせることが分かっています。

オキシトシンを増やした投資家が、
通常より17%多く
お金を運用者に与えたという実験もある。

オキシトシンがあることにより、
仲間や絆といったものに反応しやすくなり、
愛ある行動をして、
オキシトシンがさらに分泌されるという、
好循環に入る。

その結果、苦痛や怒りよりも、
喜びに反応できるようになるのです。

そんなオキシトシンを増やすのは、
スキンシップ。
信頼ある仲間とのコミュニケーション。
そして、瞑想や人に親切にすること。

キリストが、
何ももたざる人に対して与えた助言が、

「人に与えなさい」

というものだったと、
耳にしたことがあります。

絶望的な状況であるからこそ、
逆に、人に親切にすることによって、
オキシトシンの好循環に入ることを、
経験上、知っていたのでしょうね。


「愛」を授業する

筆者はよく、授業参観の時に、

「無償の愛」

という道徳の授業を行っていました。

これは授業者である筆者自身が、
毎回授業中に泣いてしまう内容です。

ただ、長いので、
ものすごく簡潔に伝えますね。

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三人のお母さんを紹介します。

そう言って写真をシルエットで隠した状態で、
お母さんを紹介。

1人目。

母と二人で自転車に乗る練習をしました。
私は、てっきり母が荷台をもってくれるものだと思いました。
ところが、母は公園のベンチに座って、
大声でしかるだけです。

一部のみ抜粋

2人目。

息子は、超一流の先生のレッスンを、
受けることができるのです。
ピアノの道を進むことが、
私達親子の生きていく証だと思えるのです。

一部のみ抜粋

3人目。

また、子どもはいろいろなものをほしがります。
私は、「ほしい」というものは、
できるだけ買い与えていました。
デパートに絵具セットが並んでいたときも、
せがまれて買ってやったことがあります。

一部の未抜粋

感想を聞くと、
厳しいお母さん、
熱心なお母さん、
甘いお母さんと色々出てきます。

いろんなタイプのお母さんがいますね。
さて、今紹介したお母さん。
その子どもはどんな人でしょう。

ここからは、
長くなりすぎるので、
2人目の子どものことだけに絞ります。

辻井伸行くん。
伸行くんは、ピアニストです。
伸行くんは、目の不自由な人の中では、
まちがいなく世界一です。
お母さんは言います。
「伸行の目に障害があると分かったとき、
大きなショックを受けました。
夢ならさめてほしい。
人知れず、涙を拭う日々がしばらく続きました。
でも、伸行のかわいい笑顔を毎日見るうちに変わりました。
かわいい赤ちゃん。
私ががんばらねば。
障害児だから障害児らしくではなく、
伸行だから伸行らしく成長してほしい。

一部のみ抜粋

この3人のお母さんと、
みなさんのお母さんと、
どちらが一生懸命子どもを育てていると思いますか。
3人のお母さんは特別なのでしょうか。

子どもたちに問いかけます。
そして語りかけます。

みんな、自分のお母さんを思い浮かべてごらん。
お母さんはあげるおっぱいは、
お母さんが食べたものの栄養でできている。
それを1日に6回もあげるんです。
だからお母さんは歯が悪くなったり、
肌が荒れたり、
病気にかかってしまうことさえあります。
風邪をひいて鼻水がつまると、
赤ちゃんは自分でどうすることもできません。
そんなとき、お母さんが口で吸い取ってやるんです。
病気にになれば、
心配で心配で一晩中寝ないで看病します。
もう忘れてしまっているのですが、
ここにいるみんな、一人の例外もなく、
何百回も何百回もそうしたことをして育ててもらいました。
でも、そのお返しをお母さんは何も期待しません。

一部を抜粋

スクリーンには、
3人の子どもたちの成長していく様子が映り、
ピアノの音楽が流れるようになっています。

3人のお母さんからの手紙です。
(今回は辻井伸行君のものだけ紹介)

伸行がいてくれたからこそ、
充実した人生になった。
私は、これからも、
伸行のよき伴奏者になりたい。

「みんなのお母さんも、負けないくらいあなた方を思っているのです。」

そう子どもたちに伝えます。

さて、今流れているピアノ。
誰の演奏だと思いますか。
辻井伸行君です。
伸行君は、
第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝しました。
彼が優勝した瞬間の映像を見てみましょう。

そう言って、
短く編集した、伸行くんが名前を呼ばれて、
お母さんが涙を流しているシーンを流します。

世界的なピアニストに成長した伸行君は、
大好きなお母さんに曲を送りました。

そして、最後に、
伸行くんがピアノを弾いている動画を流して締めくくるのです。

本来使っていた動画は、
既にYOUTUBEからは削除されていましたが、
雰囲気は伝わるのではないかと思います。

こうして締めくくる、
「無償の愛」の授業。

ちなみに1人目は、
井上美由紀さん

3人目は
浅井力也君

2人とも障害を抱え、
生きているのも奇跡と呼べる中、
全てを捧げる母親の愛のもと、
精一杯生き抜いていきます。

どちらも涙なしには語れません。


「愛」を伝え続ける

note界にも、
「愛」の大切さを伝え続け、
人に「与え続けている」人がいます。

真理花さんです。

日本には、
宗教に関しての先入観が、
働きやすい背景があるのは否めません。

筆者は、幼少期を海外で過ごし、
成人してからも数年は海外に滞在していたので、
多様な宗教を見てきています。

そんな筆者が出す結論。それは、

『観るべきは「宗教」ではなく、「人」』

ということです。

与えた見返りを求めるのは、
愛ではない。

それは嘘の愛とも呼べるでしょう。

真理花さんには、それがない。

人々に与え、
そして見返りを何も要求しない。
それを半年以上続けている。

相当な、
規律、集中力、忍耐力がなければ、
できません。

少なくとも、
筆者には無理です。

そんな真理花さんは、
著書の内容を引用しながらも、
自身の気付きを記事にいつも書き記しています。

「愛」に関連する記事の、
真理花さんの言葉をピックアップしてみますね。

恋愛においてはほんの少しの差で、転落するか、お互いを応援し合える関係になれるかが分かれていきます。

それほど恋愛は、人生前半の総力戦だとも言えます。

願わくは、相手を愛するならば、相手が幸せだと思うことをしてあげること。

決して見返りを求めず、与えきりの愛を目指すこと。

万が一、相手が間違った方向に進みそうになっているならば、自分が嫌われるのなんて気にせずに、相手のためを思って諫言すること。

そこまでいってはじめて、「与える愛」「生かす愛」の実践のできる恋愛になるのではないかと思います。

そして、人間関係の中で、どうしても素直に褒められない相手だって、いると思います。

それは、相手を見ると、自分が劣等感を感じるから、素直に褒められないのかもしれません。

私自身も、自分よりも成績の良い友人を、素直に褒められなかった時期がありました。

そんな時、反省すべきは、自分の劣等感や嫉妬心なのだと思います。

・・・

優秀な人に対しては、惜しみなく祝福の心を捧げましょう。

人が活躍するのを応援するあなたの姿に、必ず「徳」が生じてくると思います。

他人の成功を心から喜べる。

その姿もまた、多くの方のお手本になるべき姿だからです。

「・・・」の部分は筆者が省略

見返りを求めず与えること。
どんな相手も祝福することが自分の幸福につながること。

全てこの記事で述べてきたことに、
当てはまっていますね。

上記の記事以外にも、

・愛の苦しみ
・愛の発展段階説

など、様々な「愛」に関する記事があるだけでなく、

・逆境との向き合い方
・他の人を許す勇気

などの、
人生においての大切な考え方を、
記事にしてくれています。

これらの大事なことも、
最終的には「愛」に帰結するのでしょう。

躊躇いがあるという人も、
真理花さんの言葉を読むために、
記事やサイトを訪れてみてください。


まとめ

普段はなかなか「愛」という行為を、
意識して生活していなかった筆者にとって、
書いていてよき刺激になる機会となりました。

真理花さんとのコラボがなければ、
ここまで「愛」というものを、
深堀するチャンスは訪れなかったかもしれません。

改めて、
真理花さんとの出会いに感謝すると共に、
忍耐強く、
与える行為を行い続ける彼女の活動を、
応援していき、
共に成長していけたらと思います。


この記事が、
良かった、楽しかった、
興味深かったと思われた方は、
真理花さんの記事に、
スキ、コメントをしたり、
してみてください!

「与える」ことによって、
幸福の循環が始まります!

筆者は、毎日見るだけで、
エネルギーをもらっています。

共育LIBRARY×メンバーシップの仲間のコラボ記事は、これからも発信していく予定ですので、楽しみにしてもらえるとうれしいです♪

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