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給食指導について(片付け編)

小分けで投稿していて大変申し訳ありません。

今回は給食指導の最後、片付けについて書いていきたいと思います。


前回の記事はこちらです。

今回は、給食を食べ終わった後のことについて書いていこうと思います。


私のクラスでは、準備をかなり速く済ませるため、食事時間は最低でも30分は確保できます。


中には食べ終わらない子もいますが、無理のない範囲で完食させるようにしています。
「感謝の気持ちで残菜ゼロ」です。


「ごちそうさまでした」をする前に、食べ終わった子から片付けをします。


個別での片付けになるため、お皿に野菜が残っていたり、汁がのこっていたりと未熟な部分はあるのですが、一人一人を責めるのではなく、そういった事例から、みんなで考えるようにします。

例えば、野菜があるまま、返しているお皿があった時には、
「野菜を残したまま、食器を返している人がいました。これってどう思う?」
と問いかけると、子どもたちからは


「ダメだと思う」
「これじゃあ残菜にしているのと同じ」
「作ってくれた人たちに感謝の気持ちがない」
などと言ったことを出してくれることでしょう。


担任から以上のことを伝えても、正直効果は薄いでしょう。
仲間がそういうことを思っているんだ、ということを知ることが、自分の行動を見直すきっかけになるのではないでしょうか。


まだ食べている子がいても、時間になったら給食当番は片付けに出発させます。


待たれていても、食べている子もプレッシャーになりますし、待っている子たちもイライラしてきます。
しっかり時間で区切ってあげることでお互いに安心感をもって過ごすことができます。


今回で給食指導については一通り終了です。
お読みいただきありがとうございました。

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