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思うこと ep.1:私の勝手でしょ

思うこと
ここでは、日常の中で私が思うことを自由にお話していきたいと思います。



「結婚は?」攻撃


少し前にあった出来事です。両親の友人夫婦との食事会に誘われました。数年ぶりにお会いするので、純粋に楽しみだなぁという気持ちで参加することにしました。お酒も入って話も盛り上がってきたころ、それはやってきました。

「それでKyokoちゃん。結婚は?」

「そうですね、今のところ予定はないです。」
「あらそう、なんで結婚しないの?」
「結婚しないと決めているわけではなくて……。できたらするし、できなかったらしない。ただそれだけです。」
「何言っているのー!老後はどうするの?親は先に死ぬのよ。ひとりになったらどうするの。子供産むなら、早い方がいいし。みんな仕事しながら家事も育児もやってるのよ。そろそろ考えなきゃ。」
「はぁ……。そうですね。」

最近はこうやって両親の友人や、親戚と会う機会も減ってきていて、完全に油断していた私。防御の体制がとれておらず、散弾銃のような攻撃を正面から受けてしまいました。私のHPは瞬く間にゼロ、いやマイナスとなり、その後の食事の味は全く覚えてません……。

転職した先の会社では、そもそも結婚している前提、結婚する前提で話をされます。

「ご主人もお酒好きなの?」
「あ、私。独身なんです…」
「えーそうなの?結婚してると思ってた。」

「ご主人も運動好きなの?」
「あ、私。独身なんです…」
「えーごめんねー。てっきり。」

「ご結婚は?」
「してません。独身です。」
「でも、将来予定はあるんでしょ?」
「まぁ、ご縁があれば。でしょうか。」


私の勝手でしょ

私の親世代の方と会うと、高い確率で「結婚は?」と聞かれます。「独身です」と答えると、その後の返しは「なぜ結婚しないのか」「いい人はいないのか」もしくは「一度くらいは結婚しておいた方がいい」と、ご自身の経験を語る方が多い気がします。

ステレオタイプというのでしょうか。適齢期を過ぎれば結婚する、結婚しているのが普通。そして、結婚したら子供を産むという流れなのでしょう。

独身であれば、「結婚はいつ?」
結婚しても、「結婚式は?新婚旅行は?」
その後も、「子供は?家はどうするの?」

ですが、私は思うんです。

私の勝手でしょ。

結婚するも、子供を産むも、家を建てるもその人の自由。その人が決めること。

「私の勝手でしょ」なんて、思春期の子供みたいとも思いますが、一番最初に浮かんだのがこの言葉でした。

「結婚は?」の質問の意図は、考えてもわかりません。心配して言ってくれているのかもしれませんし、興味本位なのか、娘に直接聞けない私の両親に代わって、聞いてくれているのかもしれませんね。(笑)

独身である以上、今後も必ず聞かれることだと思います。私は「できたらします、できなかったらしません。ただそれだけです。」のスタンスを崩すつもりはありません。


幸せのかたち

「多様性」という言葉をよく耳にするようになりました。さまざまな生き方を自分で選ぶことができる世の中になってきていると感じます。人の数だけ、幸せのかたちがあるのは当然のこと。自分の幸せは自分で決めることができると思います。

私は昨年、これまで積み上げてきたキャリアを全て手放し、新しい道を歩み始めました。結婚もしたいと思っています。マッチングアプリを使ったり、知人に紹介をお願いしたりして、人生のパートナーとなる人との出会いを楽しみにしています。

独身で時間にも余裕がある今、両親との時間も作るようにしています。来月の父の日には、両親と3人で父の好きな映画を見に行く予定です。まだまだ元気な両親ですが、だからこそ家族の時間をゆっくり楽しみたい。

ライターになりたいという夢のために、勉強も始めました。拙い文章ですが、noteの記事を読んでくださる方もいます。「必要な人にはきっと届くよ」という友人の言葉を励みに、自分のペースで続けています。


こう話すと、「結婚できないことへの負け惜しみ」とか「だから結婚できないんだよ」と言われることも少なくありません。こうなっては、何をどう伝えてもお互いが理解し合うことは難しいと思います。


人にどう言われようが、どう思われようが、
私の幸せは私が決める。

私の人生だもん。
私の勝手でしょ。

そう胸を張って、生きていきたいと思います。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。




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