で、そんな部活漬けの日々の中、大学4年の春に就活をスタートさせる。

特にやりたい事もなかった私は、とにかく大企業に入る事を目標に頑張った結果
2015年4月に株式会社 三菱UFJ銀行へ入行する。

世間から見れば安定したルートで、順風満帆な人生が見えてきた。

ただ1つを除いては。

社会人1年目のゴールデンウィーク。
「今日から俺はここを出て行くから。じゃあね。」と言って、父は家を去って行った。

その時思った。
女性の生き方って、パートナーの人生と一緒に揺さぶられて生きて行くんだって。

うちの母は、たまたま会社員をしていたから
一人で生きて生きる財力はあった。

これがもし専業主婦だったら、母は父との関係を断ち切れず自分の生きたい人生を歩めなかったのではと思う。

女性は、人生に多くのライフイベントが待ち受けている。
だからこそ、自分で生きて行くすべがないと何かあった時自由に生きれないと感じた。

ちょうど、これを書いた時期はコロナウイルスで色々な会社が倒産している時期で、
ついこの間ディーンアンドデルーカと言うカフェが経営破綻した。

大手だから安心なんて時代はもう終わったのだ。

むしろこれからの時代、ポータブルスキルが必要な時代になる。

ポータブルスキルとは、
持ち運びができるスキルのことである。

例えば、セールス力・マーケティング・クリエイティブスキルなどである。

これらは、業界を問わずどこでも使えるスキル。
だが、一つのスキルを持つのはリスク。

結局はそれ1つに頼る人生になるのだから。

であれば、本業で「ポータブルスキル」を持っているなら
複業として他のスキル（武器）も持っておくことをおすすめしたい。

そして武器を増やすことで
自分の新しい人との場所へアクセスする力をつけるのだ。

そして私は、社会人2年目の時ある衝撃的な出会いを果たす。

続きは次回。