心理的な安定のために
情緒クラスを持っているきょんです。
知的な発達に遅れのないもの情緒的な難かしさを抱えている子どもたちの助けに在るべく支援をしています。
特別支援学級では自立活動というものがありまして通常学級(言い方がどうとかは置いといて)の方にもぜひ知っておくと得かなと思います。
上の画像を見てみてください。例えばこれは特別支援学校の学習指導要領に記されたものを参考に作られた優先課題のチェックシートです。
「これ、できていないかも。」
「そう、これで困っているんだと思う!」
というものがなかったのではないでしょうか?
この中でも心理的な安定というのは情緒学級の子どもたちには特に必要かなと思っているところです。
怒ってしまう。
落ち込んでしまう。
勘違いしてしまう。
わかっていても止められないという困り感を抱えている子たちがたくさんいます。
心理的に安定しているとは?
まずもって心理的に安定しているとはどういったことでしょうか
相手の言っていることを完全に理解する。
怒らない。
落ち込まない。
完全にできるでしょうか。
無理ですよね。
少なくとも私は無理です。
ましてや元々困り感のある子どもたちです。
だからこそ、
以前の自分より安定している。
と思えることが大切ではないでしょうか。
ステップ1
どんな時に安定しなくなるか見る。
まずこちら側が、知っておくこと。
それができていないと対処のしようがありません。
ステップ2
対処の仕方を一緒に考える。
平常時にやることが大切です。
パニックになっている時に新しいことを教えるのは難しい。
私も無理です。
ステップ3
どうして安定させられたのか一緒に考え、喜ぶ
その方法を取ることで自分でコントロールできたんだという成功体験を持たせることが必要です。
メリットを言ってあげることも大事です。
論理も大事ですが、子どもたちはメリットやデメリットに関してシビアに考えています。
※できなかった時
うまういかない時もごまんとあります。
そんな時こそ話をしっかり聞いてあげたいところです。
頑張ったけれどうまくできなかった時に責められたり、がっかりされたら心の安定とおは逆の方向に行くでしょう。
よっぽどショックであったり、やり方があっていなかったりしたのでしょう。
気持ちを受け止め、頑張りを認めてあげたいところです。
落ち着いて来たところから別の対応策などを考えていくことが良いと思います。
以上のステップは通常学級で使えないものでは無いと思います。
子供達は自己コントロールの力をつける段階ですので、こちら側からの支援はどの子にも必要かと思います。
冬休み中にクラスで困っているあの子のことを考えておくと、先生方の安心にもつながるかと思います!
ちょっとでも納得できる部分がありましたらいいねもらえるととても嬉しいです!
今日はこれでおしまい!
良い1日を。
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