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健康づくりを身近な地域で

いつもの暮らし、日常の生活圏内に気軽に体を動かせる場所があるといいと思います。
児童遊園地や自治会館用地に背伸ばしやぶら下がりバーがあるだけでも健康づくりを始めるきっかけになるんじゃないかな、と思い描いたりもします。
ただ、誰でも自由に使える場所に設置すると、万一ケガなどの事故があった場合に設置者の責任を問われることがあり、そのリスクを誰が背負うかという問題が出てきて、その先になかなか進まないのが現状です。

今回、議会質問のために関係各課に取材をしてみて感じたのは、職員さん自身がもっといろんなことに取り組みたいと思っていることでした。
本当はこんなこともあんなこともしたい、やったら効果があるし取り組みたいと思っている。でも、こんなリスクやあんなリスクがあってなかなか難しいんです、と言っておられました。
健康遊具を市の所有地に設置するのも、ケガや訴訟のリスクがあって難しいとのことでした。

健康づくりに役立つ遊具

私はお金や時間はそれほど掛けずに地域の中で地域の人同士が繋がって楽しく暮らせるといいと思っています。
【ふだんのくらしをしあわせに】特別な事は何もないけれど、今日もいい日だったねと言える毎日が続けられることが何より幸せなのではないでしょうか。

そんな思いで一般質問をさせていただきました。

「地域に緩やかなつながりを作り健康寿命を延伸することについて」
歩いて行ける生活圏内にある児童遊園地や自治会館用地などの市有地に健康づくりに資する健康遊具を設置したり、健康をテーマにした体験講座やウォーキングを開催することは、健康づくりに取り組む人や、顔見知りを増やし、認知症の予防や介護予防になります。
地域の人同士が緩やかに繋がる仕組みをつくり健康寿命を伸ばすことで認知症や介護に陥る人を一人でも少なくすることが必要だと考えます。執行部の見解をお伺いします。

執行部の答え
・フレイル予防、介護予防のためには積極的に体を動かすこと、人と交流することなどが重要だと認識している。
・高齢者の方からは、既存のサークルや団体には役員負担などがあり参加しにくいという声を聞いている。
・本市が開催する教室では仲間づくりを意識しOB会を開催する等、地域に緩やかなつながりが継続する工夫を重ねている。


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