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夜の散歩で出会った「自然の音」

夕食で食べすぎてしまい、おなかが苦しくなったので、夜の散歩に出かけた。

しばらく歩くと、鈴虫?こおろぎ?の鳴き声が。大合唱とまで言えないところが、都会の悲しいところだけれど、聞いてて心地よい。

自然の中にある音って、本当に心が落ち着き、癒される。100%純粋で、手が加えられていない、そのままの音だからかな?

私たちの生活を振り返ってみると、いろいろなところで、様々な音が流れている。かえって静かなところを探すのが、難しいくらいだ。

以前、書店に入ったとき、BGMに歌謡曲が大きな音量で流れていた。これでは、ゆっくり本を選ぼうにも選べない。ちょっと残念に思いながら、早々に退散。これは、私がよく行くスーパーでも似たようなものだった。

私自身、音楽は好きだけど、一人で考えたいこともあるときに、こんな大音量は、つい不必要に感じてしまう。(私の個人的な意見だけれど)もう少し静かに商品や本を選びたい・・・と思ってしまう。

だから、心に染みわたるような秋の虫の鳴き声は、風情と安心をもたらしてくれるし、これぞ「日本の秋」って、心の中で叫びたくなる。

川のせせらぎ、そよ風のささやき、木の葉がふれあう音・・・

自然には、人工的ではない自然の音がある。忙しい生活の中でも、心のバランスを保つために、自然が発している自然の音にも耳を傾けることを忘れてはいけないなあ・・・と、夜道を歩きながら思った。


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