平成26年から集めた御朱印 ババンとお気に入りを紹介【京都移民日記】
これも京都移住あるあるだと思うのだけど、寺社仏閣に行く回数が増えるので自然と(?)御朱印が増える。
もともと御朱印帳はずいぶん前から楽しく集めていた。
一番古いものを確認したら平成26年だった。2014年、ちょうど10年前。まだリハビリしてる頃で、寺社仏閣巡りくらいの運動量がちょうど良かった頃だ。
ずっと行ってる御朱印集め、そもそもはどんな意味があるのか調べてみたけど「こういうことがマナー」といううさんくさい情報しか出てこなかった。^_^多分昔、娯楽が少なかった時代の、小旅行のスタンプラリーといったものなのだと思う。
謎のマナーや由来はともかく、手元にいろいろなお寺や神社の直筆のサインが書かれたノートが手元にあるのは気持ちがいいものだ。なんとなく安心する。
私が御朱印帳が好きなのは、目の前で筆耕の方がサラサラ〜っと書いてくれる文字が美しいからだ。アートが生まれる瞬間に立ち会えることに感動する。
10年かけて集めた中で好きな御朱印を紹介していこう。
戸隠神社(長野)
見たことがない書体。神社の形というよりこの方の独特な書き方なのではないか。筆というよりはマジックで書いているような「戸隠」の文字。日付もかなりオリジナリティが溢れてる。この文字は恐れ入った。
明治神宮(東京)
明治神宮はもともと好きな場所で(東の方、千駄木側の芝生が最高なのだ)何度も行っている。だから何回か御朱印をいただいているが、毎回楷書の美しさに震える。何人も違う人に書いてもらっているけど、毎回きっちり美しい。
御金神社(京都)
御金神社はたびたび紹介しているが、なんでこんなに好きかというと「求められていることがわかっている」ところがすごいと思うから。金色のプリント、楷書の「金」のハンコ。下品になるギリギリでとどまってる感じがして好きだ。
寂光院(京都)
最近は御朱印は人気なので趣向を凝らしたものがたくさんある。これは切り絵になっているもの。お正月だったのかな?金色でおめでたい感じがする。名前と御朱印のバランスが悪くて面白い。
大覚寺(京都)
今までもらってきた中で一番アートを感じる……画数が少ないからか、力の圧がすごい。これは「五大明王」。こういう「力一杯」タイプは多いけど、「五」と「王」のバランスと崩し字の美しさでランクイン。
春日大社(奈良)
一気に雰囲気が変わり力の抜けた文字。これも味わい深い……御朱印はわりとしっかり圧をかけて書かれることが多いんですよ。ここまでふにゃっとしてるのは珍しいと思う。これも雰囲気があってよし!
もし需要がありそうなら、山形の月山、富士山、出雲大社や大山、隠岐、神戸の生田神社なんかもあるからアップするかも。でも人のスタンプラリーなんて特に需要ないか……
いつもありがとうございます。 京都中あちこち巡ってnoteを書く取材費に充てさせていただきます!