見出し画像

仕事の本質とは何か

こんにちは。心に火を燈す経営パートナー、共燈コーチルタントです。

「仕事の本質とは何か」、自分の中で周期的に湧き上がってくるテーマです。
同じ自分なのに、時間を経て考えるとまた違う答えが出てくる、
味わいがいのある質問
だと思います。

私たちは人生の大半は仕事をしています。
仕事はお金や利益を得ることだけが目的ではありません。
仕事は大きな意味で社会貢献(所得、利益を生んで税金によって社会へ還元)でもありますし、「誰かのために」を具現化することで貢献や自分のやりがいを見出すことができます。

仕事が「楽しいもの」、「生きる意義」を見出せるものであったら、私たちの人生は素晴らしいものになりますよね。

自分にとって「仕事の本質」とは、「生きる姿勢」だと思います。

今の自分にヒントを与えてくれた本が3つあります。
今回はそれをご紹介します。

主体的か

師匠のカバンの中からポロッと出てきた本。
尊敬する方が推す本は、問答無用で買います

この本の中に「食わない思想」という章があります。
同じ食事量でも、ダイエットする人は「食わない」ことで快適になるし、病気の人は「食えない」ことで意気消沈する。

この「わ」と「え」の違いこそが、同じ生理的現象を人間にとって良いものにもするし、悪いものにも変えてしまう。(略)その量が健康の元となるのか病気の元となるのかは、摂取する側の心がけ一つにかかっているのだ。

生くる 食わない思想 より

つまり、主体的な心がけ一つで、良くも悪くもなるのだということ。

仕事にも、人生にも、言えることですよね。

誰かがお膳立てしてくれるのを待っていても、変化は小さい。

主体的に自分が関わっていこうとするからこそ、
成果が出るし、やりがいを見出すことができると思います。

人間的成長

組織にいたころ社内勉強会にも活用させていただきました

帯にズバリ書かれています。
仕事の報酬とは「目に見えぬ報酬」です。
それは、「人間的成長」という報酬なのです。

改めて、自分が仕事するのは人間的成長をし続けるためだと思います

それによって、自分に関わる方や、自分が存在するこの社会に対して、
影響を向上させることができると思います。

自分の器の大きさ分しか誰かの成長には関われないのだから、
人生をかけて自分の器を大きくしていきたいです。

全力を尽くすこと

勉強不足で石田梅岩自身の著作が読めていないのですが、
著者の視点を通じて、石田梅岩の思想に触れることができました。
自分の理解がどこまで追いついているかは不安がありますが、
自分が影響を受けたのは、「形によるの心」の説明です。

本来人間の心は、誰でも同じものだが、七情に隠蔽されているので、聖人の知が自分の心と異なるものだと思って、よく分からなくなり様々な疑念が起きるのである。元来、形ある者は、形がそのまま心であると知るべきだ

なぜ名経営は石田梅岩に学ぶのか? 内「都鄙問答」の引用 より

詳しい論考は著者にお任せして、自分はそこをすっ飛ばしますが、
要は、人間の心(本性)は形を実践することで磨かれるということ、
「形」とは「自分の置かれた状況」であり、
自分の置かれた状況で、全力を尽くすことで心(本性)を磨いていく
と理解しました。

自分の置かれた状況とは、今自分の目の前にある仕事と読めます。
仕事に全力を尽くすことで、自分の心を磨いていくことになる

逆に言えば、仕事に対して全力を尽くさなければ、
本質の問いの答えを得ることはできない、
ということだと思います。

仕事に対して、全力尽くしているか?
常に問われていると思って仕事に向かいます。

まとめ

「仕事本質とは何か」について、
自分は「生きる姿勢」だと考えています。
仕事に対して、人生に対して、
①主体的か
②人間的成長
③全力を尽くす

という姿勢を追求し続けたいと思います。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?