京都市内は、正式な区画分け（中京区・東山区など）の他に、今でも洛中・洛東・洛西・洛南・洛北の5つのエリアにわけることがありますが、境界線がはっきりした明確なエリア分けではありません。

「洛」とは都（みやこ）という意味。中国の都「洛陽」からきています。

1.京都市内全域マップ

1994年、京都市・宇治市・滋賀県大津市にある17の寺社仏閣が「古都京都の文化財」として世界遺産登録されました。

2.洛中エリアマップ

京都御所や世界遺産下鴨神社などの有名な観光名所から京の台所「錦市場」まで色々あります。

下鴨神社・二条城・西本願寺の3ヶ所が世界遺産に登録されています。

3.洛東エリアマップ

京都観光ランキングベスト10内に6ヶ所（1位清水寺・5位銀閣寺・6位南禅寺・7位八坂神社・8位高台寺・9位平安神宮 ）も入る人気の観光エリアです。

清水寺と銀閣寺の2ヶ所が世界遺産に登録されています。

4.洛西エリアマップ

京都観光ランキングベスト10内に3ヶ所（2位嵐山・3位金閣寺・10位嵯峨野 ）も入る人気の観光エリア、世界遺産が多いのも特徴です。

金閣寺・高山寺・苔寺・天龍寺・仁和寺・龍安寺の6ヶ所（京都の世界遺産の約3分の1）が世界遺産に登録されています。

5.洛南エリアマップ

洛南エリアは、大雑把に言うと地図を上から見て、主要な観光地が逆L字型に点在します。

東寺・醍醐寺・宇治上神社・平等院の4ヶ所が世界遺産に登録されています。

6.洛北エリアマップ

鞍馬貴船エリア（鞍馬寺・貴船神社）、大原エリア（三千院・宝泉院・寂光院）、鷹ヶ峯エリア（源光庵・光悦寺・常照寺）、紫野エリア（今宮神社・大徳寺）に大きく分けられます。

上賀茂神社と比叡山延暦寺の2ヶ所が世界遺産に登録されています。