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豚の角煮を作ってみて学んだこと

今回は、私が初めて豚の角煮を作ったとき、自分の振る舞いや組織について考えることができたエピソードをお伝えします。

意思決定のキッカケ

我が家では、毎年正月にお節料理と共に母の作った「豚の角煮」を食べるのが恒例。
つまり、私は、豚の角煮を食べないと一年が始まった気分になれない体になっています。
でも、今年は、豚の角煮が正月に登場しないかもしれない状況でした。
なぜか。。
それは、豚の角煮のレシピを知る母が、「豚の角煮は今年作れないよ〜」と言いながら、年末に旅行に出かけたからです。

これは大変!と思った私は、すぐに母を捕まえて、レシピを聞き出し、豚バラのブロックを買って、豚の角煮を作り始めました。

人が普段誰かに任せていることや、チャレンジしないことに取り組もうと決める時って、大概、こんな事がキッカケだったりしますよね。

余計なお世話

旅行から帰宅した母は、私が豚の角煮を作っている様子を見ると、
「ここで生姜を刻んで圧力鍋に入れるのよ」
というアドバイスよりも先に、体が動いたようで、私をキッチンから押しのけ、自分で生姜を切り始めました(笑)

私が、「俺がやるから大丈夫だから」というと、母は「任せるね」と言ってキッチンから離れる。
その後、鍋に火をかけて、レシピ通りの時間待っていると、母が「そろそろ火を止めた方がいいんじゃない?」と言い始める。

私は心の中で『俺も時計見てたから、そろそろ時間なのは分かってるよ。ってか、任せると言いながらも俺のことを信用できていないのかな?』というあまりスッキリしない感情が出てくる。

そんなことを思いながら、私は、この状況を仕事現場に置き換えて、ハッとしました。

私も、会社のメンバーに同じことをしていないだろうか。
せっかく、「よし!自分でやってやるぜ!」と仕事を自分ごとにして取り組もうとしているメンバーに、「あれはやった?」「もうそろそろ、これやった方がいいよ」「それは違うなぁ。ちょっと貸して、俺がやる」などなど。

いやぁ〜。やっちゃってますね(笑)

と反省しながら、豚の角煮の味付けは、母が寝た12月31日の深夜に挑戦!
年が明けて、元旦の朝、目覚めた母が味見をして、その味に感動するのでした♪

家族のことをいつも考え、支えてくれているお母さんに感謝の気持ちを母の日に届けませんか。


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