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MQ戦略ゲームで経営を学ぶ

街の通りに繁盛店が軒を連ねたら、街は賑わうのではないか。
当たり前の話かもしれないけれど、私はそう思います。
人通りが増えれば、店が繁盛するのではなく、店が良くて、良い店がたくさんあるから、人通りが増えるのではないかと。
だからこそ、力を合わせて地域を盛り上げる仲間を増やしたいと願っています。

今回は、自社で取り組んでいるMG(MQ戦略ゲーム)について紹介したいと思います。

MGって何?

MGは昭和51年に西順一郎氏が開発したビジネスゲーム。井深大、本田宗一郎、ドラッカーの経営論を基本思想とし、「儲けるための経営者の数字の発明」MQ会計と「誰でも簡単に実態がわかる決算ができる」マトリックス会計がゲームに組み込まれています。

大学で経営学や会計学を座学で学んだだけで、次の日からいきなり敏腕経営者になるわけではありません。経験を積み重ねるからこそ、経営判断力が磨かれていきます。タイミング、多角的な視野、時流、自社の力量、競合他社の状況、市場規模、消費者のニーズ、色々なことを瞬時に判断し、計画を立て、実行できるようになると思います。

皆さんはなぜ自転車に乗れるようになったのでしょうか?
"自転車を上手に乗る方法"という本を熟読して、乗れるようになったのでしょうか?
それとも、まずは、自転車にまたがって、転びながらも乗ってみる。自転車をこいでみる。ということを何度も繰り返したのではないでしょうか。

MGも座学で理解する"理入"よりも体験して覚える"行入"を中心に体で覚えていく感じです。

経営を理解し、できるようになるためには、何度も経験することが大事です。でも本当の経営で無茶のなことをしたり、やったことのないことに何の考えもなく挑んで大失敗したくないですよね。そんなことをしたら取り返しがつかないことになるかもしれません。

MGは経営をシミレーションして、たくさんの経験を積み重ねることができるゲームです。

座学だけの教育ではありません。実際に1卓5〜6人が参加し、ゲーム盤という市場と会計表で体と頭を動かしながら一人で経営をしてみる。機械を設備投資したり、人を採用したり、材料を仕入れたり、研究開発したり、様々な意思決定を繰り返します。競合他社の動き、自分の意思決定によって、状況は目まぐるしく変わっていきます。

一関市で開催するMGスケジュール

岩手県一関市では、毎月1回、MGまたはTOCを開催しています。
MGに興味のある方は、ぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。

4月23日~24日:青根MG(宮城県)https://www.kokuchpro.com/event/a2b13af6ab1dca7fe5e7e32e3744de58/

5月21日~22日:安比MG(岩手県)https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdQr8kIcPPEkLAiBx0IG_l8DEFlHciJPMwEu-8muL75xTtAcQ/viewform

5月26日~27日:いちのせきMG(岩手県)
https://www.kokuchpro.com/event/e2c79b4d860a5e2973b2cce0d3c0ac49/

6月18日~19日:いちのせきMG(岩手県)https://www.kokuchpro.com/event/814cc9f03d3875ad504cded8b89478da/

7月11日~12日:いちのせきMG(岩手県)
https://www.kokuchpro.com/event/9729b5e92b21ab05a256508022253c89/

8月26日~27日:いちのせきTOC(岩手県)
https://www.kokuchpro.com/event/f643cd8e79d4c81589c67c5cdfc057fc/

9月17日~18日:いちのせきMG(岩手県)https://www.kokuchpro.com/event/3288b899ae73217b6d33278be7237fb1/

10月22日~23日:いちのせきMG(岩手県)https://www.kokuchpro.com/event/100334acb33f8e73f4952695c40ea058/

創意工夫を凝らすようになる

弊社では、社員はもちろん、パートの皆さんもMGを経験しています。
なぜ、みんなで経営の勉強をしているのかと言えば、松下幸之助氏のこの言葉に尽きるのかなと思っています。

一社員にすぎないから与えられた仕事さえしていればいい、という考え方では、力強い活動はできない。実際には一社員でも、“自分は社長である”という心意気を持ちたい。そうした気持ちを持てば、日々新たな意欲も沸くし、さらなる創意工夫をこらすようにもなる。ひいては、生きがいも生まれてくる。
松下幸之助


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