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応援したくなる人

突然ですが、質問です。
「この人のことを応援したい!」とあなたが心から思える人は、どんな人ですか?
運のいい人と悪い人の違いも、こんなところに大切なポイントがあると思います。

応援したくなる人って、どんな人?

みなさんが「応援したい!」って思える人はどんな人ですか?
私の友人Aさんは次のように答えてくれました。

毎日、自分の立てた目標に向かって努力している人。素直な人。挨拶がきちんとできる人。約束を守る人。自己中心的な考えではなく、思いやりのある人。あらゆることに感謝している人。愛嬌のある人。自分も家族も仲間も大切にしている人。悪口、陰口を言わない人。プラス思考の人。人のせいにせず、責任を果たせる人。言い訳をしない人。時間を大切にしている人。

この他にもたくさんの要素をあげてくれました。

一方で、私の知人のBさんは次のように答えてくれました。

毎日辛い思いをしている人。将来に不安を抱いている人。世の中を悲観的な目で見ている人。マイナス思考に陥りやすい人。自分に自信が持ていない人。寂しそうにしている人。心にゆとりのない人。生き甲斐を見つけられていない人。

この他にもたくさんの要素をあげてくれました。

Aさんが応援したいタイプの人とBさんが応援したいタイプの人では、全くタイプが異なります。

確かに、どちらのタイプも「頑張って!」と応援、支援したくなる人なのだと思います。

応援の対価として、勇気や希望、感動やワクワクをもらえる人はどちらか

Aさんが応援したくなる人は
目的、目標が明確で、達成のために日々前向きに努力し、周りへの感謝の気持ちを持ち続けている人

Bさんが応援したくなる人は
なんとか支えてあげないと、潰れてしまうのではないかと心配な人

どちらも、励ましたいし、支援、応援したいと思うのはわかります。

ここで、さらに質問をしました。
あなたは、その人のような「応援される人」になりたいですか?

Aさんは「はい!」と即答してくれました。
Bさんは、しばらく沈黙が続いた後、「いいえ。なりたくないです。救済と応援は違いますね。。。」と答えました。

確かにその通りだなぁと私も感じました。

救済と応援をそれぞれ、辞書で調べると、、、

救済とは、
(災害や不幸で苦しんでいる人を)救い助けること。

応援とは、
力を添えて助けること。加勢。拍手をし声をかけて、味方やひいきの選手をはげますこと。

応援される人は、主体的に物事に取り組んでいる人で、周りの人に勇気や希望を与えられる人なのだと思います。

自分はみんなから応援してもらえる人になれているか

組織が目指す大きな目的、目標のために、メンバーそれぞれが、主体的、能動的に連携しながら課題を達成しようとする魅力的なチームでさえ、様々な困難やトラブル、葛藤が日々起こります。
私たちが、そのようなチーム、会社、メンバーの姿に感動したりワクワクしたりするのは、日々の努力を知っているから(知ったから)だと思います。今に至るまでの想いや努力、逆境の中、挫けずに進んでいた姿、バラバラだったメンバーが、危機を眼の前にしてチームワークを発揮し、素晴らしい成果を手にするまでの成長過程があるからこそ、応援してもらえるのだと思います。

お客様から応援される人になる前に、仲間から応援される人になろう。

心から応援し合える仲間でありたい。
だからこそ、自分に問う。「私は応援してもらえる人になれているか?」


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