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「弱いからいじめられるんだ」?いいえ、強いからいじめられるのです。

愚慫さんは、見逃さないでくれるし、見逃せないことを提示する。Quoraという回答サイトでこんな質問が出ていることを教えてくれた。

いじめにおいて、「弱々しいからやってしまうんだ」という論理は正しいと思いますが、この論理を真っ向から論破できる人はいませんか? 弱いからいじめたくなり、いじめられるのです。弱い自分に責任があるのです。 どうでしょうか? 因みに私はいじめられてる人で、この事を言われると何も言えなくなります。 正しいとも思います。 論破の線でご回答下さい。 —  Quora

内容から、学生であろうことが伺える。

この問い掛けに、 愚慫さんはこう答えた。

私はこう回答した。

【回答】違います。あなたが強いからです。


論破します。

イジメられもしたし、イジメもしてしまった私が、完全に論破します。

弱いからイジメられるのではありません。「強いことが隠されているから」です。

相手にとってはあなたの強さが「見えなくて怖い」。だから、試して確認しようとしているのです。

あなたは弱々しいかもしれないけど、弱くない。強い。

では、イジメをするほうの子供がなんで「身近な人の強さの確認」をしてしまうのでしょうか?

弱いからです。

弱い子供だから「依存できる強い人」を探そうと無意識のうちに必死になるのです。

そんなことをしない「子供の頃イジメられる側だった人」は、みんな強い。これまで出会った人、100パーセントです。

イジメられやすければイジメられやすい人ほど。強い人です。

バンドやアートに関わっていましたが、強く、美しく、人を惹きつけるステージを演る人ほど、イジメられた経験が長く重いです。

強く輝いている、真に強い人は、「依存できる強い人を探すいじめ」なんて必要ないから、子供の頃は「探される側」になってしまうんですね。

さて、その場合の対応ですが、子供のイジメは、ちょっと大きな声で注意してあげるか、机や大きな音が出るものを叩いて、「少なくてもこの程度はできますよ」ということを示すと、ほとんどが「安心して」イジメを辞めます。

あなたがそれができないのは、あなたは相手に、同じ人間にそんな失礼なことをしてはいけないと思っているからかもしれません。

もしそうなら、考え方を変える必要があります。

同じ人間じゃありません。相手はあなたよりずっと弱い生き物なのです。教えてあげなくてはいけません。

つまり、人間が子猿さんに躾をするのと同じなのです。

ちょっと強く言って、それでも止められない子なら、その子は病気です。

行為障害や、反社会性人格障害などが考えられます。

人間の社会で生きて行くには困難が伴うでしょう。この先その子自身が苦しい思いをするでしょう。

早期の治療が出来るよう、その子の様子を大人の方に教えてあげましょう。

精神的・肉体的な暴力をやめられない障害のある子供が一人だけでなく、多い環境であれば、逃げることも手段です。

例えばフリースクールは、あなたのような理性の強い子が結果的に集まるので、本当に人間的に楽しく過ごせることが多いようです。

あなたは人間なのです。異なる動物の檻に一緒に居る必要はありません。

Quora



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