最近の記事

真冬の一箱古本市2024(アカミチフルホンイチ)出店記

新潟の2月といえば冷え込みが激しく道路は雪でボコボコ…のはずが今年は快晴で空が青い! 好天のおかげもあり売上が絶好調でした。 今回は兄弟で出店し、わたしは出品目録の本20冊のうち18冊(!)とその他の本5冊が売れて23冊約10000円の売上、兄の出品本もたくさん売れて17冊約8000円の売上でした。 自作のフリーペーパー(久平文庫と本の話)は無事印刷が済み、多くの人に渡す事ができました(渡せなかった方ごめんなさい)。 そして出店者の方々が作った魅力的な棚を眺める事もで

    • 真冬の一箱古本市2024出品目録

      2月11日(日)は真冬の一箱古本市(アカミチフルホンイチ)が開催されます!出品目録を作成しましたのでご覧ください。20冊の本を値段含め紹介いたします。 ①『REKIHAKU 特集 歴史の匂い』 国立歴史民俗博物館が発行する最先端の面白い研究誌。「匂い」が日本、韓国、中国でどのように捉えられていたのか、豊富な図版と共に分かりやすい言葉で紹介しています。かつての差別や匂いの再現など多岐にわたる研究を読む事ができて非常に面白かった。おすすめ本。予価500円 ②『たくさんのふし

      • 電車と本

        電車で読む本が好きだ。変わる風景、乗り降り、適度な揺れ。集中して読める。なんなら「まだ着かないでくれ」と思う時もある。 高校時代の自分にとって電車内は勉強する場所だった。大学に入ってからも電車に乗ると「何か勉強しなくちゃ」と焦っていた。3年間よくあれだけ勉強していたものだ。染みついた習慣は治らない。今でも何かしないと落ち着かない。 電車に乗る時に本を忘れると非常に焦る。そんな時は風景をぼんやり視界に入れながら欲しい本リストを眺める。頭の中がちょうどよく整理できる。 古本

        • 2023年に読んだおすすめ本リスト

          通勤電車、仕事の休憩、育児の合間、休日の移動中、その他時間が少しでもあれば読書する。そんな一年でした。みなさまはどうだったでしょうか。 今年の読了本をカウントしたところ200冊を超えました。 そこで2023年に読んだおすすめ本を70冊紹介します(多すぎ…?)。 このブログを読んだ人が1冊でも「なんだこれ!面白そう!」と思ってくれたら幸いです。 ※コンパクトな本くらいのボリュームになってしましました。ごゆっくりお読みください。 ★ショートショート★ 『キスの運び屋』

        真冬の一箱古本市2024(アカミチフルホンイチ)出店記

          秋葉区一箱古本市atやさしい道の駅たがみ出店記

          神田の古本まつりが盛況ですが、新潟でも小規模ながら古本市が各地で開催されております。今回は10月8日に開催された一箱古本市の出店記です。 当日は気持ちのよい秋晴れで雨の心配は全くなし。また、屋根付きのスペースをお借りして販売できる点が嬉しかったです。駐車場も近く本の搬入が楽、トイレコンビニも併設という好立地。 さて本の販売をスタート。晴天のためかとにかく往来する数が多い。しかし道の駅ということでそもそも本好きはあまりいません。ほとんどの人が見向きもせずスルーしていきます。

          秋葉区一箱古本市atやさしい道の駅たがみ出店記

          秋葉区一箱古本市atやさしい道の駅たがみ出品目録

          2023年10月8日(日)秋葉区一箱古本市atやさしい道の駅たがみ出品目録です。読み終えた本のうち特に面白かった本を並べますのでぜひお越しください!こちらでは出品予定の15冊を紹介します。 ①『なぜなに もうじゅうと大怪獣』 子ども心を躍らせる迫力のイラストや大げさな煽り文句が刺さる昭和の図鑑です。当時の大人気ヒーロー、ウルトラマンが表紙にいますが実はそんなに出てきません(そういう適当な感じもまたいいのですが)。質問に対して、ほんとのような嘘のような回答も良い。予価100

          秋葉区一箱古本市atやさしい道の駅たがみ出品目録

          真夏のアカミチフルホンイチ出店記

          仕事がいつまでも終わらない。帰宅しても様々な波が押し寄せ本を読む時間といえば通勤電車の車内だけである。そんな状態の中で古本市の準備を始めたのは夜勤明けの午後であった。しかし不思議である。準備しながら本の紹介を投稿するのは楽しい作業であり全く疲れないのである。 まずはTwitter(x)にて推し本を紹介する。まとめた後はnoteへ投稿。15点紹介する記事となった。前日深夜の投稿であった。 東区役所へ到着。冷房が効いている。素晴らしい。こんなに出店しやすいハコってなかなかない

          真夏のアカミチフルホンイチ出店記

          真夏のアカミチフルホンイチ出品目録

          明日8月20日は真夏のアカミチフルホンイチが開催されます!出品目録を作成しましたのでご覧ください。15冊の本を値段含め紹介いたします。 ①謎の物語 ちくまプリマーブックス さまざまな謎の物語を収めた傑作アンソロジーです。これまで色んなアンソロジーを読んできましたがこれは間違いなく面白いアンソロジーです。読後は思わず手を止めて考え込んでしまいます。不思議な物語、怖い話が好きな話はぜひ。予価300円 ②『予言する妖怪』 歴博ブックレットは怪異本も結構出ています。これもその一冊

          真夏のアカミチフルホンイチ出品目録

          一箱古本市in現代市出店記録

          2023年6月18日に開催された古本市が本当に楽しかったので出店記録を作成しました。出店準備のあれこれや現代市の熱気をお伝えしたいと思います。 まずは上に添付した出品本の画像をご覧ください。自分でもいうのもなんですがまあまあマニアックです。特におすすめしたかったのは『ゴリラとの結婚』『家庭電化読本』『あんころごはん』の3冊。無事にお客さまへお渡しすることができました。では出店準備から当日までを振り返りたいと思います。 2023年4~5月 出店準備・ZINE作成開始 現代

          一箱古本市in現代市出店記録

          一箱古本市in現代市2023出品目録№.2

          2023年6月18日(日)開催の一箱古本市(新潟市)に参加します。こちらのnoteでは昭和の児童書やその他カテゴリの本を中心に15冊紹介します。 ①『読んで楽しく すぐ役にたつ 小学生ミニ百科セット』 1974(昭和49)年の学習百科です。学習誌に付いてくる教材なのでしょうか。そこは分かりません。イラストがふんだんに使われておりとても楽しい教材です。 出品予定価格800円(書込みあり) ②『すもうまんが がんばれガン太』 1956(昭和31)年「少年」十月号付録です。な

          一箱古本市in現代市2023出品目録№.2

          一箱古本市in現代市2023出品目録№.1

          2023年6月18日(日)開催の一箱古本市(新潟市)に参加します。こちらのnoteでは出品本20点を紹介しますのでぜひご覧ください。文庫が多めです。 ①『発掘!子どもの古本』 古本蒐集家の北原尚彦による面白子ども古本の世界。子ども向け本は本当に多種多様で絵が怖すぎたりヘンテコ本になることがよくあり、わたしも集めています。人気が出ると古書価が高騰してしまうのでそれからはみ出た面白本を探すのがやはり古本愛好家の楽しみ方でしょう。 出品予定価格300円 ②『ばく食え』 高橋克

          一箱古本市in現代市2023出品目録№.1