施設生活①

学校生活については、一旦置いておいて、施設での生活について書いていきたいと思います。

私の入所していた施設は、医療型入所施設といい18歳までの子たちが共同生活をしていました。

1番小さい子で、4歳、高校生はみんなのお手本となるようにと言われていました。

1日のタイムスケジュールはほとんど決まっていてこのようなものです。

朝6時半起床、7時半に朝食を食べ、8時半位までに学校に登校。16時までに施設に帰宅し、リハビリを受けに行く。18時までに戻り夕食。19時学習時間。21時には就寝準備。

これが平日の生活リズムです。土日は自宅に帰って家族と過ごしていましたが、これが365日続く、皆さんは想像できますか?

はじめに言っておきますが、私は施設のスタッフの対応が悪いと言ってるわけではありません。

入所している子どもたちのなかで、私は障害の程度が重度、1人でできることは、話すことと文字を書くことだけなので、日常生活に関わるすべての動作は施設のスタッフにお願いしなければなりません。

集団生活のため、ケアをするのは私だけではないし、時間によっては人手が少なくタイミングを見て介助を頼まなければなりません。

私は、「あぁまたか」と思いました。親元を離れても、私はいつまでも誰かの顔色を伺わなければならないし、障害が重度であるから仕方ないのだと思うしかなく、自分ではどうにもできないという状況に嫌気が差していました。

※施設には看護師、ケアワーカー、作業療法士、理学療法士がいました。

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