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老後3800万円問題を20代のうちに解決する

老後2000万円問題=3800万円問題
かなり適当に3800万円という数字を出したが、これだけあれば老後は安心なので皮算用した結果を書いておく。

将来的に日本はインフレが加速して円の価値が目減りする。100万円を現金で持っていても、今と10年後で買えるうまい棒の本数は変わるはずです。日本の発展途上国化を狙っているかのような政策の数々にいろいろ不満もあるが、文句を言っても仕方がないので自己防衛おじさんの言葉
「お金いっぱい欲しいんだったらさ、年金あてにしちゃだめじゃない? 自己防衛、投資、あと海外移住、日本脱出だよね」
「だから国なんかあてにしちゃだめよ。あてにするから文句が出るわけでしょ」
「おぉん?」
を胸に、自分は苦しくない老後に向かいたい。

とにもかくにも人の悩みは3種類。
・金銭関係
・健康
・人間関係
だけでそれ以外はない。3つが密接な関係とも限らないが、うまくバランスを取ることで下がっている部分をカバーすることもできる。このうち金銭関係の悩みが解消されたら、残る悩みは健康と人間関係なので、だいぶ人生が楽になる。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年以降)」によると、貯金が100万円未満の世帯は全体の約1割。また貯金がない世帯の割合はおよそ3割(26%)だ。総じて生活に困ってはいないが資産がないという人がとても多い。

単身世帯の30%が資産500万以上。7割の人が500万以下ということだ。また新NISA開始から4ヶ月が経つが、「国の施策だし投資は怪しい」と思う人がリアルにいるらしくて、確かに学校で金融リテラシーを学ぶ機会がなかったことを思い出した。

老後3800万円を用意する皮算用
仮に利回り平均5%(現実的な数字)で65歳まで資産運用をするとして、資産ほぼ0の人が老後に苦しまないための将来への投資額はだいたい下記になる。

25歳なら月2.6万
30歳なら月3.5万
35歳なら月4.7万
40歳なら月6.5万
45歳なら月9.4万
50歳なら月14.4万

これで65歳までに3800万円。時間は最大のエネルギーなので40代からの資産形成はそこそこ大変だがまったく問題なくできるレベル、20〜30代は普通に働いてる人なら余裕だろう。

仮に25歳が月14.4万を積立すると40歳で3800万円なので、先にゴール達成。労働収入を生活費と娯楽費に回して過ごしても3800万円を利回り4%で放置しておくと65歳までに1億円に増やせる。

若い人はコツコツやっといたほうがええでー。とは思うけど投資信託の平均保有年数は3年らしい。長期運用が基本なのになぜ?と思うかもしれないが、暴落が起こると「もう株とかだめじゃん、もうやめます」と、狼狽売りをして投資を辞めてしまう人も多い。そうならないためにはしっかりと勉強しておく必要がある。15年以上保有してやっとプラスになる場合もあるので、暴落に備えた資産配分をしないと立ち行かなくなる可能性があるよ。リスク許容度が年齢を重ねるごとに低くなる。

これは孤高の独身貴族向けの試算なので、お子さんがいたり、家を買ったり、車を買ったりすると投資に毎月回せる金額が少なくなると思う。できれば独身のうちにたくさんお金を貯めておいたほうが複利効果が期待できるから、若いうちはがんばりどきだと思う。若いときに使える100万円と老後の100万円、どっちに価値があるかを考えると、若いときに自由にお金を使う選択肢も正しいと思うけど、若いうちに資産形成しておくと、まだまだ若い40代が華やかになると思う。

投資しながら皮算用をするのは楽しいと思うので、興味があったら「投資信託 シミュレーション」とかで調べてみるとよい。今は株価が上がってるので、利回り10%とか普通にあるけど、長い目でみるとだいたいインデックスファンドは5%くらいと思っておいたほうが苦しまないはず。リスクは22%くらいあるのでアセットアロケーションが何かも調べて、0年〜5年、5〜15年、15〜25年と投資期間と金額に応じて資産は分散させたほうがいいけどその話はまたいつか。

そのうち暴落は来るので、握力高めにがんばろうぜ(´・ω・`)

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