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臨月妊婦が浴びてきた「妊婦さんにかけてはいけない言葉6選」

妊婦だからこそ、他人からの言葉に敏感になるのかもしれません。

10ヶ月もお腹に赤ちゃんを抱えて生きているだけで妊婦は立派なのです!!
そこに追い討ちをかけるように、周りの人々は悪気もなく、様々な言葉を投げかけてきます、あくまでも本人は良かれと思ってるから、肉ったらしい!!

ご友人に妊婦さんがいる方はぜひご参考頂きたい!
という私なりの「妊婦にかけてはいけない言葉6選」です。

①「いつ産まれるの?」

これは妊婦が一番かけられる言葉じゃないでしょうか。

臨月の今、まさにこの言葉を毎日のように浴びてます。
一日一回はこの質問がLINEで飛んできます。

いつ産まれるかって?私ですらわかりません。予定日はあくまでも予定です。
赤ちゃんに聞いてくれー!そう言いたい。

特に初産は予定日より遅れるというのが当たり前。
焦っても出てくるわけでもなく、その時を待つのみです。

なぜかこういう連絡は普段頻繁に連絡を取っていない人に限って
わざわざ連絡をしてくるものです。お節介すぎません?

そういう人に言いたい!

「産んでもあなたに報告するつもりはない!」と。

妊婦さんは妊娠したその日から
長い長い予定日までをカウントダウンしています。

本当にそばにいてくれる友人たちはみんな静かに見守っていてくれています。
それが一番です。

産まれるまでそっとしておいてください。
産まれたらお祝いしてください。
伝えたいことはそれだけです。

②「痛みは産んだら忘れるよ」

こんなこと言われることも多いのではないでしょうか。

痛みを忘れたのはもちろん産まれた後のことでしょう。
失恋と同じように、時間が過ぎれば人は忘れるようにできているのです。

痛みを味わってもいない初産の妊婦は痛みに想像を膨らませて不安でいっぱい!
臨月の私がそれを聞いて何を励まされるのでしょうか。

「へー!忘れちゃうならへっちゃらだね!」
そんなメンタルの持ち主いません。

それよりも「不安だよね。怖いよね。私もそうだった。」って
今の気持ちに寄り添ってくれる人の方がよっぽど心強いものです。

寄り添ってあげてください、そっと。

③「普通分娩の痛み味わってよ」

私は計画無痛分娩を予定しています。
2人子供を産んだ同級生に出産予定を聞かれたので、
つい「無痛で入院」なんてことを言ってしまったがために返ってきた言葉です。

痛み味わう必要どこにあるのか教えてくれー!!!

無痛分娩にすることは妊娠する遥か昔から決めていました。
だって痛いの嫌だし、苦手だし!

「普通分娩の痛みを味わってみたいから普通に産む!」
という妊婦さんも実は意外といます。
「一度でいいからどんなものか味わってみたい!と。

出産方法は人それぞれで、自由です。
何よりも目指すゴールはみんな同じで
母子ともに健康で、元気な赤ちゃんを出産すること、なのです。

最近出産した私の周りの先輩ママはほとんどが無痛分娩を選択しています。
一度痛みを味わっているママさんで2人目を無痛で出産した人が多く、
「あんな痛みなんか味わう必要ないよ」そう言ってくれます。

まさか「痛みを味わってこそ母」とでも思っているんじゃ!?
そんな人間が同級生にもいるなんて昭和の生き残りは根深いです。

出産方法は妊婦さんの自由!これ覚えておいてください。
産むのはあなたじゃない!そういうことです。

④「40で子供産むとママ友と話が合わないよね!」

これは未婚の同級生(40歳)の友人2人から言われた言葉です。
昨年も今年も、彼女たちは同じことを私に言ってきました。

高齢出産が多い時代に何を言い出すのかと思えばママ友との会話の心配!?
ママ友と話が合わないから子供を産むのを悩む?
という人は子供を作らない方が良いのかもしれません。

そのわりに
「私はまだ子供諦めたわけじゃないからね」って。

40歳を迎えてそんなこと言ってる暇はないぞ!さっさと子をしこめ!!

ママ友との会話なんかを気にしてるから男もできないんだよって
言ってやりたかったですが、
不憫でしかなかったのでそっと唾を飲み込んであげました。


⑤「ラーメン食べていいんですか?」

妊娠初期にラーメンの写真をSNSに載せたら、
妊娠を経験もしたこともない後輩から言われた言葉です。

まず言いたいことは未経験の人間が妊婦に口を出すな、ということ。
そしてどこから得た知識かわからないものを直接妊婦にかけてくるな、
ということです。これは本当に要注意です!

最近もまだ出産を迎えていない私に友人が
レタスを食べている子供の動画を送りつけてきて「参考にね」って
まだ子供は私のお腹の中にいて、授乳のことすら不安でいっぱいの私に・・・

お節介な人はいるものです。
妊婦さんにお節介にだけはならないようにしてください!

⑥「甥っ子見てたからわかるよ」

甥っ子を見ていたことで
まるで自分が子供を育てたと勘違いしている人間
世の中には少なからずいます。

勘違いしちゃダメです。
これも同級生の、しかも男性から言われた言葉です。

彼はまるで自分が子供を育ててきたかのように体験談を投げてきますが、
彼が見ていたのは妹が出産してからの2週間のみです。

彼は既婚者ですが、子作りもしていなけば、
妊婦をそばで見守ったこともない男が
まるで子育てをしてきたような生意気なーーーー!!
勘違いしてはいけません。

もし同じようなことを思っている人がいれば気をつけてください!
甥っ子はあなたの子供ではありません。

子作りの大変さ、妊婦を支えることを知らないあなたには、
そういうことを語る立場にはありません。お気をつけください。



こんなところでしょうか。
いろんな考え方があるもんだなぁと思いながら
あと1週間で出産を予定している私は
このところこのような言葉の応戦に参ってます。

マタニティブルーって言葉もあるように
妊婦はホルモンバランスの乱れなどもあり言葉にも敏感で
ただでさえ不安で仕方ない日々を送っています。

とにかく大変なのは
妊婦さん本人です。
あなたじゃない!


10ヶ月という長い間
妊婦はお酒も飲めず、好きなこともできずに過ごしています。

そんな人にあなたはどんな言葉をかけようと思いますか?

出産までは静かに見守ること。
産まれたら盛大にお祝いしてあげてください!

宜しくお願いします。


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