見出し画像

『研究の力を、人類の力に。』株式会社LabBaseに改称し、CIを刷新しました。

Corporate Identity刷新の背景

はじめに

2022年9月1日、株式会社POL(以下、POL)は株式会社LabBaseに生まれ変わりました。
社名変更と併せて、これまでの「LabBase」を「LabBase就職」に変更するなどCorporate Identity(以下、CI)全体を大きく刷新しました。このnoteではCI変更の背景や、今後に向けた株式会社LabBaseとしての決意をまとめています。


刷新内容

ズバリ、何がどのように変更になったのかを先にお伝えしようと思います。
会社名、サービス名、パーパスの新たな制定など大きくCIを刷新しています。

CI刷新の主な刷新内容(2022年9月1日時点)
これまでのミッション・ビジョンを廃止し、新たにパーパスを制定


なぜCIの刷新に至ったのか

なぜ、このタイミングでこのようなCI刷新を行ったのかの背景をお伝えしたいと思います。

POL(新社名:株式会社LabBase)は2016年に設立され、2022年9月1日に7期目を迎えました。「研究を頑張る学生が、自分の力を活かせる企業と効率的に出会えるようにしたい。研究者の可能性を拓き、科学と社会の発展に貢献したい。」という代表の加茂の思いから、研究を頑張る理系学生と企業をつなぐスカウトサービスLabBase(新:LabBase就職)の開発が始まりました。
2019年には私たちの想いに賛同してくれた方々のお力添えによって、シリーズAで10億円の資金調達を行うことができました。

その後も、試行錯誤しながら研究領域に関連する新規事業の開発にも注力し続けています。
この6年間でやってきたことを紐解いていくと、500社以上の企業様、50,000名以上の理系学生さん、その他研究者/技術者の方などに向けた支援を行ってきました(2022年9月1日現在)。ここまで積み上げてきたこと自体は微力ではありながらも、着実に価値提供できてきたと感じています。
しかし、当社が掲げるミッションやビジョンから逆算すると、実態としては社会への還元はまだまだ小さいと歯痒くも思っていました。
加えて社内では、現在提供/開発しているサービスと今のミッション、ビジョンが本当に重なっているだろうかという声が出てきていたことも事実です。スタートアップとして色々な成功失敗を繰り返してきた今、会社として目指すこと、社会に対して私たちが果たすべき役割を再考しようという思いから今回のCI刷新のプロジェクトが始まりました。


CI刷新の詳細

パーパスの制定

これまでのミッション(未来を加速する)とビジョン(研究者の可能性を最大化するプラットフォームを創造する)を廃止し、「研究の力を、人類の力に。」というパーパスを新たに作成しました。
私たちの様々な思いや、やりたいことをできる限り削ぎ落とすと、残るキーワードはやはり「研究」であるということ。そして、創業時より掲げてきた明るい未来を作るためには、「研究」こそが人類の力になるという信念からこのパーパスになりました。
言葉としては変わったものの、根底の思いが大きく変わったわけではありません。パーパスの下に記載されているボディコピーにもあるように、これまでの人類の進化や様々なイノベーションの根源には「研究」があります。電気、ワクチン、インターネットなど、すでに身近になっていて人類にとってなくてはならないもののほとんど全てに「研究」が関与しています。だからこそ私たちは「研究」の力を信じているし、それを人類の力に更に変えていきたいというシンプルな思いをこのパーパスに込めました。
パーパスの制定を含めて、今回のCI刷新については株式会社dofさんにガッチリとパートナーとして約1年間タッグを組ませていただきました。素晴らしいパートナーさんと出会えたことに感謝しております。こちらの取り組み自体の詳細についてはまた別の機会でお伝えしたいと思います。

新たに制定したパーパスとボディーコピー


サービス群&プラットフォームの定義

パーパスが決まり、では、そのパーパスに向かうにあたり私たちがすべきことは何か。
これまで積み上げてきたことや研究者へのヒアリングから見えてきた課題は研究領域に大きくまたがる"サイロ化"という問題です。
"サイロ化"というのは学術界と産業界の壁、研究者同士の壁、研究組織の壁など様々なところに分断がありそれによって研究の力が十分に活かしきれてないという事象のことを指しています。それらを1つ1つの課題として解決して"デサイロ化"するためのサービス開発も行いますが、最終的にはこれらを1つのプラットフォームとして構築することを目指しています。
残念ながら詳細はまだ明かせませんが、これを「研究エンパワープラットフォーム」と名付けてこのプラットフォーム全体の総称がLabBaseそのものであるという考えに辿り着きました。
つまり、LabBaseというのがこれまでは、単体のサービス名称でしたが、私たちが目指すプラットフォームそのものの総称として捉え直したということになります。

現段階で詳細はお見せできませんが、着々と準備を進めております!


社名の変更

「私たちが目指すプラットフォーム=LabBase」という考えのもと、最終的には「社名=プラットフォーム=LabBase」というシンプルな着地点になります。私たちが目指すものがLabBaseというプラットフォームであり、会社そのものでもあるということです。
POLという会社名にもとても愛着があったので、寂しさはありますが、生まれ変わるための決断として株式会社LabBaseが誕生しました。


会社ロゴ、サービスロゴの変更

パーパスや社名の変更に併せて、ロゴの変更も行いました。
大事にしたのは、「研究の力を、人類の力に。」というパーパスを表現できること。
私たちLabBaseは研究の力を強くし、人類の力になることを目指しています。そんな思いを、シンボルマークである「L」モチーフの縦と横の軸に言葉を重ねています。そして、研究の力と人類の力の交点には、分断をなくしていくという意味の"デサイロ化"していくというメッセージを込めています。

ロゴに込めた思い


代表メッセージ

株式会社LabBase 代表取締役CEO 加茂倫明です。
このnoteを読んでいただきありがとうございます。そして、日頃より私たちのサービスをご利用いただいている企業様、理系学生さん、研究者さんにもこの場をお借りして改めて感謝をお伝えいたします。
株式会社POLとして創業してから丸6年が経過して、色々な思いを抱えながら今回のCI刷新を行うこととなりました。私が今回のこの刷新にかけてきた思いや葛藤などは以下に添付した記事でお伝えしたいと思います。


これからも株式会社LabBaseをよろしくお願いします。


イベント情報

CI刷新に関連したイベント情報を随時更新してまいります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?