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スポーツキッズの親がしてあげれる事  一番大事な事!!

スポーツと怪我は切り離せない

小学校の4年生にもなると、急に踵が痛い。膝が痛い。などと子供が申し出る事が多くなる印象です。

印象です。と言うには理由がありまして、私が接骨院にて勤務していた事からそう感じるのです。 女子は成長が早く、3.4年生で成長期を迎え、身長が伸びたり、身体付きにも変化が起こる時期。

この時期と、練習時間や内容がハードになる時期が重なり、スポーツ外傷・障害が急激に増えます。特にスポーツ障害というように私たち専門家ではいうような痛みを訴ることが増える。
『これは成長痛ですね。』とヤブ医者やヤブ接骨院では片付けられる奴です

スポーツ障害には、オスグッド・シーバー病などをはじめとする、原因が不明の痛みです。反対に原因が明確な怪我をスポーツ外傷と呼び区別します。

親の役目

とにかく、子供が3日続けて痛みを訴えるようなら、アクションを起こしてあげる必要がありますね。 一日だけという事はよくあります。これは自身も経験があるのではないでしょうか?本当の成長痛ですね。

じゃあ、次の日も痛がってたら専門家にもてもらった方がいいのでは?と思いますね? なぜ三日なの?

軽い打撲などでも組織は破壊され炎症します。筋肉痛も一緒。筋肉が破壊され炎症してるのです。この炎症のピークは48〜72時間なので
3日目にも引き続き痛みを訴えるのであれば、専門家に見てもらうと言うことは忙しい親御さんの時間を無駄にしないためにも大事な事です。

どっちにいけばいい?

整形外科にいけばいいのか、接骨院(整骨院)にいけばいいのかわからない。という方も多いですね。私は高校の部活に携わっていて感んじるのは、多くの選手が、病院=整形外科・接骨院 と区別が付いてない事に驚いております。

病院に行って診てもらったか?と尋ね 「はい」と回答があってもよくよく聞いてみると接骨院だったなんて事はよくあります。

それは兎も角、子供が痛みを訴えているときに、どっちに行くべきか?ですが、スポーツ外傷(原因がはっきりしている痛み)の場合は整形外科一択です。その際は3日間様子を見るなんてことはしないでその日のうちに行ってくださいね!! 捻挫・転倒などをした経緯があって痛みを訴えるのであれば、骨の異常がないかをチェックする事は必須です。

が、原因はない。捻った感じもしないし、転倒してもない。でも痛いと言っている。こんな時は、病院は時間も手間もかかりますし、骨に異常がないので、湿布と痛み止め。という全く無意味な処置をされるだけです。

現在では、世界的にケガの処置としてこんな事が統一見解となっています。
PEACE & LOVE

一昔前は、RICE処置と言っていましたが、それはもはや化石と言ってもいいほど昔の考えで、 PEACE & LOVE になる前は POLICE と言っていました。

この話をすると話が本題にたどりつきませんので、詳細は割愛しますが、
先ほど、痛み止めと湿布は無意味と記述しまいたが、それどころか今は消炎鎮痛剤はなるべく避けましょう。という見解が世界基準の考えです。

ただ、骨折などの大怪我をした際には、痛みを感じている事のほうが心身的にストレスになるので、痛み止めを与えないという事はよくないので、勘違いしないように。

どんな病院・接骨院がいいの?

さあ。本題です。
まず、病院の良し悪しの判断ポイントです。

1、レントゲン写真をくださいと言って承諾してくれるところ
2、エコー診断ができる
3、捻挫くらいでギプス固定しないところ
4、リハビリがない、もしくは強要してこないところ
5、LIPUS(ライプス)という治療器がある
6、MRIがある

この6つをクリアできる病院は優秀です。
優先順位も上から順です。 1、のレントゲン写真をくれないところは最低ですね。そして基本的に病院は診断を明確にしてもらうだけの役割ですので、レントゲンしかないような整形外科は全く使えません。最低でもエコー診断ができる病院に行きましょう。MRIは高額の医療機器ですので、ない病院がほとんどあれば最高!!と言ったところで理解していいでしょう。
3、のギプス固定を捻挫などの軽いケガ(表現に誤解を生じるところはあるが)でカチカチに固めるなんて処置は昭和で終わりです。こんなことをしている病院はやめましょう。

次に紹介するのは、接骨院(整骨院)の見極め方です

1、マイクロカレント・超音波・LIPUS(ライプス)の3つの治療器がある
2、エコーがある
3、痛みがある部位以外にも検査をしている
4、一般の患者様に対して回数券を売りつけていない
5、骨盤矯正という謳い文句やメニューがない
6、ギプス固定をしない。
7、どこかのチームや部活のトレーナーをしている

上位6つは絶対です。これに一つでも反するようなところは絶対に避けましょう。 でも現実問題として、私の記事を読んでこれに該当する接骨院や整骨院を見つけるのは至難の技です。 そのくらい接骨院は良いところがない。

だから、妥協してお伝えするならば、1、〜3、は絶対に選ぶ際に見てください。

この1、2、3、ができていない接骨院や整骨院はスポーツをしている人に対しての最善のケア(施術)をできないところだ。と判断して間違えないです。

最後にそれぞれの機械を画像で貼っておきます

右がLIPUS 左は超音波
マイクロカレント(ポータブル)


今回の記事が一人でも多くのスポーツキッズの為になれば幸いです。

痛みがなかなか引かないで困っている方はご相談ください。

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