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「人の3倍勉強して、人の3倍働いて、人の3倍努力して。」選ばれる人におなりなさい @HNK_715

「呼ばれる人になりなさい」

約3年半前、ラブソルにジョインしたころ、代表のゆかさんに言われました。それから今日に至るまで毎日、仕事だけでなく私生活においても、私の大きなテーマになっていることばです。

呼ばれる人になるためには、どうしたらいいのか。どんな考えを持てばいいのか。

2年前にも「呼ばれるビジネスパーソンになるために」と言うテーマでラブソルnoteの記事を書いたことがありました。

私は「呼ばれる人になりたい」という思いが強いのです。同時に、「呼ばれなくなる」ことがものすごく怖いのです。日々お仕事をしていても、突然呼ばれなくなるかもしれない。仲良くしていた友人に、誘われなくなるかもしれない。

「いやいや、そんなこときっとないだろう」と思いつつも、心のどこかで恐れている弱い自分がいます。時には、思い込みが強くなり「私は、必要ないんじゃ」なんて思うことも。

昨年、そんな自分の弱さに折れ、沈んでしまった時がありました。
暗い気持ちでKindleを漁っていると、あまりにも美しすぎる表紙を目にしました。そこには『選ばれる女におなりなさい』というタイトルが。

この美しい女性は誰?! と驚きつつ見てみると、ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ、そうデヴィ夫人です。インドネシアのスカルノ元大統領の第3夫人であり、現在はタレントとして活動されています。

日本人でただ一人、海外の国家元首に選ばれたデヴィ夫人が言う「選ばれる女におなりなさい」。説得力ありすぎる! と気になり、すぐ購入して読んでみることに。

本書には、デヴィ夫人の生い立ちや経験から、夫人が考える恋愛・結婚論について綴られていました。

「選ばれる人」になるためには、運だけでなく戦略が必要

私は、タレントとしてのデヴィ夫人しか知らず、とにかく華々しいイメージがありました。
しかし、実は生まれは裕福な家庭ではなく、中学校卒業後は保険会社に入社し、アルバイトを掛け持ちして家計を維持していたそうです。そもそもデヴィ夫人が日本人ということも、初めて知りました。

戦争、裕福ではない幼少期、そして次々に訪れる家族との別れ。テレビでのイメージとは全く逆で、デヴィ夫人の計りきれない苦労を知りました。この経験が、デヴィ夫人を強くし、どんな逆境でも生き抜く力を与えてくれたのだろうと思います。

デヴィ夫人は、自分の人生をつくるために「わたくしは、こんな人生を送りたい」と常にビジョンを描き、何をすべきか考えて歩んできたそうです

たまたま「選ばれる」なんてことはない。「選ばれる人」になるためには、チャンスが来たら必ず掴むこと。そしてそのチャンスを掴むためには、いつ時がきてもいいように、常に努力をし、準備をしておかなければならない。そして掴んだチャンスを成功させるには、努力と能力を注ぐこと。

これが大切だとデヴィ夫人は言います。

「教養や知識を蓄えて自分を高めることができていたら、巡ってきたチャンスを逃すことなく実を結ぶことも増えるのではないかしら」

確かに、ホームランが打てるボールがきても、日頃からバットを振る練習をしておかなければ打てない。より実践に近い形で、普段から打席に立っておくことで、チャンスに巡り会える確率も上がります。

ラブソルで「普段から打席に立つ回数を増やしなさい」と言われる意味がよくわかります。

今の時代に、シンデレラなんていない

他人から見たらつらいことが多そうな波乱万丈な人生を、デヴィ夫人はどれも楽しく、刺激的と感じているそうです。強い人だなあと感じました。

本の中で、私が一番背中を押され、デヴィ夫人に憧れを抱いた箇所があります。

「いかに楽しく、挑戦し、彩っていくか。自分が主導権を握り、人生は、ワクワクする方を選びなさい。人の3倍勉強して、人の3倍働いて、人の3倍努力して、そのために睡眠時間は人の3分の1でいい。人並み以上になりたいのなら、人並み以上の努力が必要。」

海外の国家元首夫人になったのは、美貌や美しさからだけではない。今の時代、もうシンデレラなんていないのだから、選ばれるためには、教養や知識を身につけなければならない。

私の周りには、代表ゆかさんやみかさんをはじめ「こんな大人になりたい」と思える、キラキラとした大人がいます。全員に共通するのが、「自分の人生を誰かに委ねるのではなく、主導権をしっかりと握っている」こと。

私も、憧れる人たちのようにいくつになっても挑戦し続け、人生を楽しみたい。

仕事でも、プライベートでも「呼ばれ、選ばれる人」でありたい。そのためにも常に「自分の人生はこうしたい」ビジョンをより具体的に描き、頭と手を止めることなく、動かしつづけたいです。

野元 萌乃佳 ▷SNS…X(Twitter)

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