源氏物語って？

源氏物語は、紫式部によって書かれた平安時代のお話です。
全部で54帖という長い長いお話で、なんと、「世界最古の長編小説」でもあるんです。
では、その内容は？
主人公の光源氏が、いろんな女性に手を出しちゃうお話…？
でもそういうお話ってたくさんありますよね。

何がすごいの？

源氏物語は詩的な美しい言葉で紡がれています。
「花宴（はなのえん）」「夢の浮橋（ゆめのうきはし）」これだけで綺麗な情景が浮かんできますよね。
海外なら「シェイクスピア」のような感じでしょうか？

そして、日本文化の集大成でもあります。
日本文化といえば、着物や和歌、茶道、華道、香道、いろいろありますよね。
源氏物語には季節に応じた最新のファッション、茶道ができるのに重要な役割をした和歌、流行の香り、色んな要素が詰まっているんです。
出典：『源氏物語』の魅力を探る（1）:日本文化の形成に深く影響を与えた古典文学の最高峰

みんな知ってる？「あさきゆめみし」

興味があるけど、読めるかなぁ？
そんなあなたにお勧めなのが漫画版。（大和和紀：あさきゆめみし）
昔の女子高生の受験のお供と言っても、過言ではないかも…？

いろいろな講座

源氏物語は、カルチャーセンターでの講座もたくさんあります。
中には、源氏物語の講義を聞いて、お香の香りを楽しむ、なんていう贅沢な講座も。（直心流：源氏香講座）
大学での授業もしてる先生だから分かりやすそうですね。
出典：池袋コミュニティ・カレッジ | セブンカルチャーネットワーク

源氏物語は、美的感覚、立ち振る舞いなど、女性にとっての教養書でもあったそうです。
平安時代の女子力は源氏物語で培われたのかもしれませんね。
源氏物語を読んで、女子力アップ！