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人の目を気にしすぎて着たい服を着れなかった話

お久しぶりです。
よく出張の移動中に書くのですが、書いては下書きにいれを繰り返していました。
今日こそは書ききって投稿するぞ!という強い気持ちでただいま帰りの特急列車の中で書いています。

今回はタイトル通り、人の目を気にしすぎて着たい服が着れなかったときのお話をします。

先に言いますと、現在は着たい服を片っ端から買っては着ています。(笑)
なのでジャンルがびっくりするくらいバラバラ。
恋人にも「いつもいろんなの着てるねぇ。」といわれたり。

そんな私ですが、学生時代は過去に出る杭は打たれるような体験(また後日タイミングが合えばこのことについても書きたい)をして以来、人の目を気にするような人間でした。
正直中学2年までは授業で手を挙げることもできませんでした。
中学3年の時に私の人生に大きな影響を与える先生との出会いによって少しずつ前の自分を取り戻し、高校は自己主張の強くて個性的な同級生ばかりだったので、その頃には「自分のやりたいことは自分の手で切り拓いて成し遂げるしかねぇ!」と常に思うようになっていました。(笑)

ただ、そこまで変わってもやはり過去の体験がトラウマとして自分の中で残っていました。
そのため、根底には「人より出来すぎない」「周りの印象に逆らわない」という意識が強くありました。
そしてそれが私のファッションにも大きな影響を与えます。

皆さんも経験があるかもしれません。
「○○って、○○な服装のイメージがある!」
「あ、これ○○着てそう!(好きそう!)」

なんて言われたことありませんか?

私はものすごく言われました。(笑)

相手は決して悪意があっていったわけではないと思います。
私の普段の服装や持ち物、体型、顔を基に彼らなりに私が似合いそう・好きそうなものをいってくれているだけなのです。
しかしそれは後に数年間私を縛りつける呪いの言葉となりました。
(今となっては自分で自分を勝手に縛りつけていたなと反省しています。笑)

さて、学生時代の私がよく着ていた服装はというと、ボーイッシュめなカジュアルかボディラインがよくわかるタイトな服が多かったです。
H&MとかFOREVER21あたりの海外っぽーい感じです。
(※下の画像はあくまでイメージです。)

理由はかんたんで、私がハーフで顔が濃くてありがたいことに背が高く胸部とお尻が少し大きい体型だったからです。(痩せてはいなかったのが残念なところ)
それと、当時から海外ドラマや海外のスターが好きだったからです。(笑)

別に当時から着ていた服に不満はありませんでした。
なんせ、好きできているわけですから。
じゃあ何が問題だったのか。

それは内心憧れていた可愛い(ザ・女の子)系の服が着れなかったことです。
花柄のワンピースや抱き心地良さそうなふわふわなニット、クルッとまわってはためかせたくなるようなスカートなど。

「自分のこの濃い顔に合うわけがない。」
と自分に言い訳をして着るのを避けていたのですが、今振り返れば周りの反応が怖くて着ることができなかったのです。

別に一度も人前で着たことがないわけではありません。
勇気と勢いで買って着てみたこともあります。
しかし、友人などから「珍しいね、そんな服装。」や「今日はどうしたの?」といわれると、冒頭にも話していた「周りの印象に逆らわない」という当時の信条に反している気がしました。
また、そのときの友人の違和感を感じている顔をみるのが当時は辛かったのもありました。

それからというもののなるべく周りの印象に逆らわない程度の可愛い服をたまに着るくらいにして、一人で買い物するときに試着室でこっそり着て楽しむようになりました。

当時は特にそのことに対して思うことはありませんでしたが、どこか少し生きづらさはありました。
そして今となっては何故、一番お洒落を楽しめる時期に周りの印象など気にせず着たい服をたくさん着て楽しまなかったんだろうと後悔しています。

先程も述べたように、現在は好きな服を好きな時に好きなように着ています。
たしかに今だに「今日は珍しい服装だね」などといわれますが、「可愛くてつい!着ちゃった!可愛いでしょ?」と返せるまでに成長しました。(笑)

TPOはもちろん弁えなければなりませんが、それ以外の自由な時間では周りのことなんか気にせずに自分の思うがままに服を着ることが一番のお洒落なんじゃないか、なんて最近は思っています。

皆さんは普段どんな服を着ていますか?
好きな服はどんな服ですか?
普段の服装と好きな服装は一致していますか?

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