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ファンタジー小説/サンダーコレクター9

コレクターさんたちは内部でキラーコメントを両手で押さえつけて、猫耳の部分を相変わらずくっつけている。
今回は前回よりも広いからすごく振動などに耐えきれず、キラーコメントが波を打つ。ゆらめいている。
それも楽しんでいるように感じる。
形を変えるコンサートホールの中にいる人たちのようだ。
振動も激しいから、足元の水溜まりも揺れている。
足下も悪いようで、よろけているため余計にキラーコメントの発生を増やしている。
足元でキラーコメントを発生させるからだ。

「ちょっと計測行ってくるー」
ニャックがまたキラーコメント内部の水たまりに潜りに行った。

雷ハンティングもなかなか体力を使う。

てかどのくらい稼いでるんだろう、ふと思った。

ニャックが計測を終えて、また戻ってきた。
「何報酬気になりだしたの?ランクによって、時給とか歩合違うからねぇ、わかんないよー。その時々の買取価格によって変わるからねぇ。でもこまめに活動したがいいよ。」

「今日はランクアップ出来ないけど、最短ルートでランクアップ出来るかもね。頑張ろうぜ、ベイベー( ΦωΦ )」

余計に疲れた。
他にもハンターっているみたいだから、どこかで会えるものなのかな。
ふと思った。



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