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ちょっとだけ前向きな言葉(237・238)

●辛い時こそ惨めな自分を晒し出そう。そこで助けてくれたり助言をくれたりする人と繋がりを持とう。無視したり笑い飛ばしたりする者とは関わる必要もない。


 辛い時期は誰にでも訪れるものであり、そのときは自分の気持ちや状況が惨めに感じられるものである。

 大切なのは、そのような状況下で助けてくれる人々と繋がりを持つことです。助けてくれたり、アドバイスをくれたりする人々はあなたの辛い状況を理解し支えてくれる可能性がある。その人々との繋がりを大切にし、お互いに支え合うことで困難を乗り越えていくこともできるかも知れない。

「まさかの時の友こそ真の友」と言う諺を思い出したい

一方で同じような状況下であなたの事を無視したり、あなたの気持ちを笑い飛ばしたりするうような人とは関わる必要はない。そのような人はあなたの感情や状況を理解する気もないだろうから支えてくれる可能性も低い。

 気持ちにゆとりのない時そのような人たちに関わるだけの時間は無駄な時間になりがちでもある。窮している時には寄り添ってくれる人に寄りかかることも恥ずかしくはないし、逆に窮している友に寄り添うこともまた尊いことである。

●自らを省みるのであればまずは自分本位であったかどうか振り返ってみよう。


 自分の欲望やニーズを優先し、他人のことや状況を考慮せずに行動する行いがこれまでにあったかどうかをまず振り返るべきだ。他人を思いやることなく自分の都合を優先するような行動や、他人の意見や感情を無視して自分の意見だけを通そうとするような態度がそれにあたり、人に対して不誠実な態度をとっていなかったかどうか、その後それをカバーするような事をしたかどうか、振り返ることは多いかと思う。

 自己省察は自己成長や改善を促す重要なステップであり、自分が他人に対して適切な配慮や思いやりを持っていたかどうかを振り返ることで、自分の行動の側面を客観的に見つめる手助けになる。

 過去の行動や選択を振り返り己の自分本位な行動が見直せる。次にその行動が他人にどのような影響を与えたかを理解し、同じ過ちを繰り返さないようにすることができるようになるだろう。言葉で書けば面倒臭そうなプロセスではあるが、一連の動作として想像はできるはずだ。


同じ反省をするにしても自分本位であったかどうかを考えるだけで反省の質は変わってくる

 自分が他人に対して適切な配慮を持って行動していたかどうかを振り返ることが大切でそれにより次はさらに良い対人関係を築く足掛かりを作ることができるはずだ。自己成長や人間関係の向上のために、自分の行動を客観的に評価する際のポイントとして心しておくのも良いかと思う■

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