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なんちゃって民藝展


を、開催。

開催、なんていうと大袈裟に聞こえるが、時に”同じようなモノ”が急にお店に集まるのだ。それは僕たちのサービスとして存在する「買取」だ。
このサービスのおかげで僕らは毎日、今日はどんなモノと出会えるのだろうとワクワクするし、リユースショップの醍醐味の一つとも言える。もちろん「買取」がない日も存在するが、毎日等しくワクワクしていることは間違いない。

少し前の「砥部焼」だって、このサービスのおかげでお客様からあれだけ多くのお品を買取させてもらえた。いつも買取のご依頼をしてくださる皆様、本当に有難うございます。

そして今回も”同じようなモノ”が急に集まった。

民藝の茶碗、抹茶椀、珈琲茶碗。最初に謝っておくが、どこの都道府県の何焼とかは一切わからない。焼物はむずい。「この釉薬と色の感じ…〇〇焼っぽいなぁ…」くらいの程度だ。本当に申し訳ない。むしろわかる人がいたら是非僕にご教授ください。

「せっかく集まったし(砥部焼的なノリで)什器の上で贅沢に広げちゃう〜?」ってスタッフとの会話で急に「なんちゃって民藝展」を開催した。数もそんなにあるわけじゃないから、既に販売中でレイアウトしてあった民藝食器をかき集めてそれっぽくしたっていうのはここだけの話。




毎日同じレイアウトを動かしたり、販売してある商品も見ているはずなのに意外と見逃している商品がたまにある。「こんなかっこいいお皿販売してたっけ?…」「この湯呑みずっと探してたやつ….」加えて「このカップ、水屋箪笥に入れてあるより、什器の上にポツンと置いてある方が可愛いね」とか。
毎日の些細なきっかけ(普段のレイアウトやイベント)が商品の見方を変え、提案の仕方も変える。

不思議だなー。お皿や湯呑みのデザインが変わるわけでもなし、同じモノを見ているのに。個の表現がこんなに違うなんて。
この商品はこう置くべきだ、「これはこう」という概念をいかに持たずしてレイアウトできるかが腕の見せ所のような気がする。

特にこのお店においては。




焼物の魅力、存分楽しんでください。


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