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【4月】復職プログラムの振り返り

4月から復職プログラムをスタートして半年が経ちました。
半分ほど過ぎたところなので、各月毎にやってきたことを書き出し、あとでまとめやすいように振り返っていこうと思います。雑記になると思いますが悪しからず。

4月

新年度が始まる大事な月。
ゆえに職場のエネルギーは最高潮。
4月に始めるメリットは異動者に紛れて職場に馴染みやすいこと。デメリットはその逆で、バタバタの大混乱の中で配慮事項やどういう身分の人なのか理解してもらう余裕がないことと、バタバタの雰囲気に飲まれて自分の気持ちが焦ってしまうこと。

このデメリットを全部は無理としても少しは減らしたいと思い、どういう不都合が起きやすいか私が不安を説明させてもらい、校長と夫と私で対策をよく話し合いました。

まず、生徒が登校してくる始業式の前に職員の前であいさつさせてもらいました。4月1日ではなく、始業式の前日、異動者が少し馴染んだくらいのタイミングだったので差別化できて良かったと思っています。また、校長からはわたしの身分について簡単に説明してもらいました。

具体的には、まだ復職しておらず、休職中ということ。よって電話対応など対外対応は基本的にしてもらえないということ。段階に沿ってプログラムを進めていくので、こちらから説明がなければ先生方から仕事をふったりしないでほしいこと。雑談などは問題なくしてもらって良いということが主な項目です。

先生方の反応を見るに、「まだ休職中」「電話が取れない」の二箇所の反応が「へぇー」という感じで軽い驚きのようなうなづきが見られました。言ってもらって良かったと思います。また、私について何か困ったことや気になることがあればすぐに校長先生まで伝えてほしいと付け加えました。

そして、4月のバタバタ感はなにをどうやっても避けられないということで、4月中は物理的に職場にいる時間を極めて短くしてもらいました。リワークで週5日のプログラムを受けていたので体力的には大丈夫だったのかもしれませんが、週1日2時間から始めさせてもらいました。

たったこれだけの時間でも、プログラムの意味はもちろんあります。
この2時間のために、他の日の気分はどうか観察しました。前日の緊張感はどうか?緊張感はどういう感情からくるか?身体的な不調はどうか?緊張感以外の気分や湧いてくる思考はどんなものか?など丁寧に記録しました。

以下のような記録シートを自作し今も継続的に記録しています。
自分の気分体調を人に伝えるときにもとても便利です。校長との面談時も活用しています。週一で2時間しか学校にいないので、その他の日の過ごし方を共有するととても安心してもらえます。「今回は完全回復まで3日かかったんだね。ではもう少し週一で様子見ようか」など、無理なくプログラムを進めるためにも必要な情報だと思います。

生活記録表

2時間しかいないメリットはかなりあります。

まずは「何もできない」ことです。
復職プログラム開始!となると、どうしたって「頑張るぞ!」みたいなモードになってしまいます。でも、いざなにかをやろうとしても、2時間しかないので出来ないのです。出来たとしても中途半端にしかできないので、次に来るのは一週間後と考えると何も手をつけられません。できないのです。周りもそんな人に対して何も任せようと思わないはずです。この「諦め」と「何もできない人なのだという周知」が思い返すと一番大切でした。(しんどいけど)

次に、「誰も覚えられない」ことです。
毎日いれば少しずつ先生方の顔や名前も覚えてくるものですが、週一2時間は本当に無理です笑。せいぜい、隣の席の先生や目の前の先生くらい。でも限られた曜日、時間しかいないのでぜんぜん会えないことも多々。でも、それでいいのだと思います。先生同士の人間関係がわかってきてしまうと色々と余計な想像や遠慮なくが出てしまうので。あ、生徒の情報はゼロです。(10月の今も5人以下くらいしか名前知らないです)

1日の流れは、
10時出勤
校長と面談(4月は長めにとってもらった。15分くらい?)
パソコン起動
日誌記入
机上整理
書類記入
12時退勤(給食なし)

他の日はジムで体力づくりしたり、勉強したりして過ごしました。気疲れからか体調も良くない日が続き、定時いっぱい活動をいれることは出来ませんでしたが、少なくとも午前か午後だけでもと活動をしました。

出勤日だけのために全力を尽くして体調を整えればプログラムはこなせると思います。ただ、それでは調子がいいと勘違いしたまま負荷を増やしてしまい苦しくなるのであまり意味が無いと思います。これはリワークで散々言われたことでもあります。

気をつけたのは、「スイッチをいれずに職場に行く」こと。
今まで、私はオンオフがとても激しい人でした。
職場に行くとオン!!!!元気に笑顔で仕事!!!!
職場の外に一歩出るとオフ!!!!エネルギーが急激にマイナスになり家に帰るのもやっと(車の中で仮眠しなければ運転できないみたいな日もありました)、みたいなイメージです。

今でもその名残はあり、朝起きた時にカフェインに手が伸びる(朝コーヒーやエナドリを飲み干して強制的に脳を覚醒させてから出勤していた)のですが、それはやめました。テンションを上げなければ仕事にならない、同僚や生徒にも申し訳ない(?)みたいな禁断症状みたいか思考がたまに出てきますが、その時はノンカフェインの温かい飲み物を代わりに飲んで気持ちを落ち着かせます。なるべく笑顔を作らず、無表情で淡々と挨拶し、2時間で退勤する。マスクのお陰で今のところ達成出来ています。


恐らく4月が1番長いかな。
次号は数カ月まとめてになるかと思います。
読んでくださりありがとうございました!

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