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空気読み過ぎて疲れ、止めてみた結果

日本人の大半の人達には、「空気を読む」機能が、備わっています。

日本に来て、学校生活での人間関係が私にとって、一番の悩みでした。
日本語が話せても、「空気を読む」能力が低かったから、
何が問題なのか私自身も分からず、いろいろと試していった結果、
空気を読み過ぎるという状態になってしまいました。

学校生活は何とか乗り越え、社会に出ても、空気を読むことが
必要なことがたくさんあり、どんどん疲れていく自分がいました。

ある時、周りを見渡すと「空気を読まない」人がいることに気づきました。
日本人はみんな「空気を読める」と思い込んでいたのです。

この時、自分の気持ちに余裕がないと、視野が狭くなってしまうことにも
気づきました。

「空気を読めない」ではなく、あえて「空気を読まない」人は、
周りから引かれているかと思いきや、そんなことはなく、
良い距離感で人付き合いをしているように見えました。

「空気を読み過ぎ」な私は、「空気を読まない」人を観察し、
実際に実践してみました。

いつもは周りの反応を見て、答えていたことを、あえて「空気を読まず」自分の思っていることを言ってみたのです。

そしたら・・・誰も何も反応せず、いつも通り話が流れていくんです!!

あまりにも、アッサリと流れていくから、仲が良い友達に後から聞いてみたら、「意見を言ってくれたことが嬉しかった」と。

自分が「気にし過ぎていただけ」だったんだなと気づいた出来事です。

これをキッカケに、少しずつ「空気を読む」私から、あえて「空気を読まない」私へシフトしていきました。

いきなり自分の意見を出すのは勇気がいる!と感じているならば、
「いろんな考えがあると思うけど・・」と前置きしてから自分の意見を言ってみるのもいいかもしれません。

この人になら言えそうと思える人から始めてみてもいいと思います。
一回体験すれば、自分が気にし過ぎていたことに気づくはず!

今は、ほかの人と意見が異なっても自分の意見を言うようにしています。
もし、昔の私のように自分の意見を言いたいけど、空気を読んで言わない人がいたら、少しでも意見が言いやすいような雰囲気を心がけています。

ネットでは自分発信できても、現実世界では「空気読んで」生きている人が、これからさらに少なくなって、皆が皆、自分の意見や考えを言えるような世の中にしていくには、現実世界でも、自分発信する人が増えていけばいいなと思っています。


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