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Events|1/20-2/4 「Ai Ono Exhibition -ja niin edelleen-」開催

2024年1月20日(土)から2月4日(日)の期間、表参道店では、陶芸家・大野 藍さんの作品展を開催します。

イギリスやフィンランド、韓国、デンマーク、日本など、国内外でのさまざまな陶芸活動を経て、現在は京都を拠点に制作を行う大野さん。各土地で目にした風景や感じた記憶をもとに、風土や空間に調和した色や素材を研究しています。

留学先のひとつ、フィンランド・アアルト大学大学院では、応用美術とデザインを専攻。フィンランドでの経験は、現在の制作活動にも大きな影響をもたらしていると言います。中でも強く印象に残っているのは、長い冬の雪景色。

「雪が砂のように風に舞うダイヤモンドダストが美しかったことをよく覚えています。フィンランドでは高い建物が少なく、山もないので、空が他の国よりも広大に感じたことも印象的でした。雪が降っていると一面真っ白で、海も凍っていたので、空との境界線も分からなくなるほどでした。」

大野さんの作品にみられる白い点々の釉薬には、そんな美しい雪の記憶が表現されています。

今回の展示では、糸巻きを模した爪楊枝入れや花器、サウナレードルなど、ラプアン カンクリやフィンランドをイメージした作品も制作いただきました。

「etc.」のように「jne」と表記されることも多い、「ja niin edelleen(ヤ・ニーン・エデッレーン)」はフィンランド語で「など、等」を意味します。

新しい一年のはじまりにお迎えしたい、暮らしにまつわる色々なものたち。この機会にぜひご覧ください。

花器
薬味入れ・爪楊枝入れ
歯ブラシスタンド
お香立て
サウナレードル

※上記は展示予定作品の一部です。その他の作品は、会期中店頭にてご覧いただけます。全てハンドメイドの一点ものです。会期後、販売済みの際はご了承くださいませ。

大野 藍(おおの あい)
1986年 岐阜県生まれ。2009年 イギリスのバース・スパ大学 立体デザイン セラミックス専攻卒業。2013年 フィンランドのアアルト大学 応用美術・デザイン修士課程修了。在学中、陶芸家オー・ヒャンジョンに師事。その後、インターナショナル・セラミック・リサーチセンターにて作陶。2017年には、イッタラ社にデザイン提供。その他、国内外でグループ展や個展に参加。光と影の表情を織り込みながら日常に馴染むデザインや、音と感情をテーマにしたアート作品などを発表している。

「Ai Ono Exhibition -ja niin edelleen-」
会期:2024年1月20日(土) - 2月4日(日)
会場:LAPUAN KANKURIT 表参道
東京都渋谷区神宮前5-13-12 1F
営業時間:12:00 - 19:00 定休日:火曜日