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朝の5秒習慣で1年の体調を知る

去年の9月に始めた事がもうすぐ1年になる習慣がある。
それは心身推移表

私は日記を朝つけるようにしているのだが、まずその前に心身のバロメーターを簡単にチェックする。

始めた理由はシンプルで、1年の自分のメンタルとからだの推移を簡単に把握し、気をつけたかったから。
この時期は安定しているとか、やはり季節の変わり目だから「体調イマイチだな」と確認出来ると便利だと思った。

一般に言われている事がそのまま自分に当てはまるわけではない。
低気圧が近づくと体調を崩すとか、季節の変わり目だからとか・・・。実際私は低気圧と無関係の体質をしている。その代わり、なんでもない時に体調を崩す。

だから個の生のデータが欲しかった。理由がわかれば生活も快適になるし事前に対策が立てられる。

ようやく1年なのでまだまだだが、家族をサポートしたり生徒にいつも良い授業をするには自己管理が欠かせない。
自然に自己管理が出来る人もいるけれど、どうやら私にはそれが出来ないようで、どうしたらいいものかと考えた末に思いついた対策。

あまり詳細に渡ってつけると続かないので、その日の体調とメンタルを4段階のレベルにして色分けしてつけている。いつもと違ったことがあるとヒントになるかもしれないからとそれをメモした。

例えば、「つい食べすぎてしまった」とか「寝不足が続いている」
最近のリアルなメモだと「胃カメラを飲んだ」「草むしりに熱中しすぎて軽い熱中症か」など。

何ヶ月も続けてざっと今までのチェック表を見て思ったのが、
「グラフにしてひと目でわかるように作成すればよかったな」
ということ。
これは後でも出来るのでエクセルで挑戦してみたいと思った。
エクセルは家計簿をつけるのに便利なので使っているけれど、グラフは使ったことがなかった。
よっぽど嫌でなければ一度はやってみた方がいい。やってみて意外とハマってしまったなんてこともあるだろう。

ところで、この推移表を始める時に気をつけたことは続けられるような工夫をしたこと。
人間は新しいことを習慣化するには、ある一定の期間続けることが必須条件だそう。
そして努力、根性だけでは難しいらしい。逆に続かないのは努力や根性が足りないからだけではないのだそう。

習慣化するには、意識しなくても出来るような仕組みを作ることがミソらしい。
例えば歯磨きした後にスクワット、とか
髪を乾かしながら顔面体操など

私は ”日記をつけること” がお化粧の後の習慣化として定着しているので、その日記帳にプリントアウトした推移表を挟んだ。

ちょっと危ないのが、お化粧をしない日はすべて終わってしまうな。
でもそれはそれでオッケー。テキトーでいい。完璧を目指して挫折するよりある程度出来ていて継続したほうがよいと思う。
今のところ9割出来ているから合格。

後から見ると「自分はこういう事に弱いな」
逆に「こういう時は調子いいな」
とよく分かるようになったので、まだ1年経っていないけれど十分過去からヒントになることが見えてくる。

人が最も興味を持つのは自分のようで、だから占いは真っ先に自分のを見るし、相手が自分のことをどう思っているのか気になるし、評価も気になる。

それを相手に提供してもらうのも楽しいけれど、これは自分で出来るのでまた違った楽しみがある。
お店のセーターよりも自分で編んだセーターの方が愛着あるように、自分で考えた事はどこか愛おしいしちょっとした自信にもつながる。
自分以外で少しでも役に立てたらなおさら。

たくさんの情報であふれる昨今、自分で考える事が少なくなって来ている。日本の古い教育、ほぼ受け身の教育にどっぷり浸かってきた自分は赤信号だ。

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