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水族館で待ち合わせをしたら友達が4時間たっても来なかった話

フィリピン・セブ島旅行中。フィリピン人の友達と一緒に水族館に遊びに行くことに。「フィリピン人は、時間にルーズだよ」と聞いていたので、私もちょっと遅れていったのですが、まさか友達が4時間たってもこないことになるとは……。今日は、セブ島の水族館「オーシャンパーク」の見どころについて紹介します!

エイが頭上を横切り、鳥に囲まれる!フィリピン最大級の水族館「オーシャンパーク」

フィリピン・セブ島観光6日目に訪れたのは、セブ市にある巨大水族館「オーシャンパーク」。敷地面積は1.5ヘクタール。およそサッカーコート2面分に相当する広さ。フィリピンのマクタン空港から車で約40分(新しい橋ができたので時間は短縮されたかも?)いったところにあるセブシティーにあります。入場料は1人800ペソ(乳児/身長60センチ以下)

この日、フィリピン人の友達と朝11時にこの「オーシャンパーク」の前で待ち合わせ。どうせ約束通りに来ないだろうと、私が現地に到着したのが午前11時20分。そこから1時間待っても来ない。私もちょうどこのとき仕事で頼まれたことをやっていたので、スマホを使って仕事しながら外で座って待つことに。

途中、友達に連絡を入れたのですが「いまそこにむかっているよ」と。フィリピン人は家にいても「そこに向かっている」という人が多いので、まだ家にいるだろう、ということで、子どもたちと一緒に中に入ることに。

水族館ですが、爬虫類や鳥類も見られます。子どもたちは爬虫類が大好き。「連れて帰りたい」とまでいってました…。絶対にやめてね。

なにをモチーフにしたモニュメントかわかりませんが、エキゾチックな雰囲気を味わえます。

蛇にも触れるチャンス!蛇は好きじゃないけど、触ってみました。ざらざらしてる…?

「セブオーシャンパーク」で飼育されている生き物の数は約約400種類。巨大なエイやカクレクマノミなど、色とりどりの南国の海に生息する魚たちが大きな水槽の中でひらひらと気持ちよさそうに泳いでいました。
ここでは、フィリピンの海だけじゃなく、世界各国から珍しい生き物を飼育しているそうですよ。

「オーシャンパーク」には、巨大な海中トンネルがあり、右も左も魚が泳いでていて、頭上もつながっているから大きなエイがグイーと水槽の右から左へと泳いでいく姿をすぐ目の前で見られます! 次男は、頭上を泳ぐエイをタッチしようと水族館の中でジャンプをしていました。

親族で訪れていた韓国人の男の子といとこの女の子

館内はどこも写真映えするところばかりで、それぞれスタッフが立っていて記念撮影をしてくれます。ここで私が思いついたのが、映え写真を撮って販売すること! ここのスタッフの人は正面からの「ザ・記念写真」しか撮っっていなかったのですが、私だったらモデルを連れてきて、クールな魚とのベストショット写真を撮影。それをポスターにして目立つところにおしゃれに設置。CANVAを使って使ったおしゃれなフォトフレームを5パータンくらい用意しておき、それを使ってプリント。1枚1000円くらいで販売します(笑)。歩合制にして、1日数万円稼げるかも!なんて妄想してみたり。

実は、学生の頃に他大学の卒業アルバムに使う写真を歩合制で撮っていたので、やったらできるんじゃないかとひそかに思ってます!

エイや鳥への餌やり体験。海中散歩も楽しめる!

それはさておき、この「オーシャンパーク」では、エイに餌をあげたり、展示水槽の中に入って魚がいるなか海中散歩することもできます。また、鳥の放し飼いコーナーでは、鳥に餌をあげることも。この鳥、1匹だけだったらいいのですが、餌を持っていると数十匹の鳥が腕や肩、頭などに乗ってくるので、意外とキケン。大きなかぎづめで、腕から落ちないようにぎゅっと力を入れるから、両腕が真っ赤に。頭もおもくてグラグラ。下手したら鳥のうんちが洋服につくこともあるかも!?

それをもっても、こんなに鳥に囲まれる体験はなかなかできないので、ぜひチャレンジしてみてください。

もう1ついうと、私は水族館で働いたこともあり、エイの餌やりを何度もみたことがあります。エイ、目が背中のほうにあるのに嗅覚がすぐれているからかサバをもらうと、水槽のガラスにおしつけ、上手に口に持っていきパクっと食べるんです。絶対に落とさない(笑)。食べ物への執着度は高そうです! ついでにドクターフィッシュと呼ばれる、皮膚の角質を食べてくれる魚のせわやクラゲ、なまこ、ひとでのお世話もしてました。日本の水族館ですけどね。ここでもドクターフィッシュ体験コーナーが―あり、次男が喜んでやってました。

ここまでで約3時間。途中、友達に連絡をいれたのですが、今度は既読にすらならず(笑)。もうこのまま来ないのかもと思って、そのままバードショーを見ることに。

水族館では、平日に1日4回(週末は6回)バードショーをやっていて、賢い鳥たちの活躍が楽しめます!

絶対に外せないエリアは出口手前のレストラン!

実は、この日お腹がすいたので途中で館内のホットドックを食べたのですが、あとで大後悔!というのも館内の出口手前にレストランがあり、そこに巨大な水槽があったのです。料理の内容や値段は確認していなかったのでわかりませんが、この巨大な水族館の前で、食事をしたかった! 写真だといまいち迫力が伝わりませんが、巨大な魚やカラフルな魚が泳いでいる水槽は、かなり見ごたえあります。まるで自分が本当に海の中にいるかのような気分が味わえます。次回行ったら、ここはぜひ寄りたい! そして水着を持参して、海中散歩もしてみたい!

4時間オーバーでやってきた友達

出口手前のお土産ショップでぬいぐるみなどを見ていたら友達から連絡。「今着いたよ!」と。このときすでに約束した時間から4時間超え。時間は3時を過ぎていました(笑)。フィリピン人と約束したのはこれが初めてじゃないけど、時間に遅れたのは彼女が初めて。というか4時間って……笑うしかないですね。

友達は彼氏と一緒にきて、彼が車を持っていたのでそのまま「オーシャンパーク」向かい側にある「SMシーサイドシティー セブ」に行ってお買い物することに。「SMシーサイドシティー セブ」については、次の記事で紹介します。超おすすめスポットなので、ぜひフォローしてまっていてね。

友達やめる? 続ける?

最初「友達止めようかな」と思ったのですが、水族館で楽しめたし、直前に約束したから「来なくても別にいいか」と思ったこともあり、とくにイライラすることはなかったです。しかも、来たし!

こういうとき、私は2つの選択肢を考えます。1つは友達をやめる。もう1つは続ける。友達をやめた場合、自分も友達もお互いに今日は気分悪くなります(友達には言わないでフェードアウトする手もあるので、相手は気づかないかも?)。とはいえ、私はこれまでに彼女にけっこう感謝しているとこころもあり、これからもきっと同じように感謝することも多いはず。
元々彼女と友達になったのも、彼女が私の依頼したことに対してとても真摯に対応してくれたから、というのもあります。

それに遅刻はしてきたものの、彼女がいなくても私たち家族は十分水族館で楽しめたのでそれはそれでいいかなと。水族館のことを教えてくれたのも彼女だし。次回、一緒に出掛ける機会があれば、その時は遅れても大丈夫なところに行くか、遅れないように伝えておくか。

ということで、友達やめるよりもつきあっていたほうがいいかなと。

そもそもそこまで仲良いわけでもないので、相手に「絶対に来てね!」と期待していたわけでもない、というのもあると思います。

これは決して私が時間に寛大だというわけではなく、「なにも期待しなかった」ことと「害がなかった」ことが大きかったかと思います。人には期待せず、そのばで自分ができることを見つけて楽しむのがいいですね!

時間ばかりを意識したままの人生でいいのか

ちなみに、友達はこの日遅れたことについてはとくになにも言わず。あとで「今日は遅れてごめんね!」と言ってました。そんなゆるーい感じなのかも!? 理由は聞いていませんが、たぶん朝ゆっくり支度をして、途中で道が混んでいてお腹がすいたから食事をして、ついたら3時だった。という感じなのでしょう。

別のフィリピン人の友達にこの話をしたら「オーマイガー!自分と彼女はそんなことしないよ! 時間通りピッタリに行くよ」といってのたで(事実、時間通りにきた)、フィリピン人みんなが遅刻するわけではなく、遅刻する人が多いという感じなのでしょう。

日本にいると、バスも電車も1分単位で正確に来るので、「時間通りにやる」のが当たり前に感じます。その反面、常に時間に追われて、「いつもやらなければいけない」「何分でおわらせなければいけない」と、心が疲弊していくのも感じます。

死ぬ間際になって「なんでこんなに時間に追われた人生を過ごしてしまったんだろう」「やりたいことがなにもできなかった」と思わなくて済むよう、一度セブで時間の感覚をリセットする必要があると感じました。




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