息子のリクエストを受け、桜餅を買いました。

春限定の和菓子ですよね。

薄く染められたもち米が春色で、待ってました！とばかりに心も弾みます。

もち米がうっすら色づいているのがポイントで、
濃い色だと気持ちが冷めっちゃうのはなぜだろう。

スーパーで１パック３コ入りを見つけ、迷わずゲット。

ここで２コ入りを２パック買ってしまうと、
残り１コを誰が食べるのか揉めるため
わが家は避けなければなりません。

食べ物の恨みは怖い。
しかも子ども達は、いつまでも覚えている。めんどくさー

帰宅後すぐに娘と頬張りました。

娘「あ～、この甘じょっぱさがいいよね～💗」
桜餅は葉っぱがいい仕事をしている、と娘が語りました。
コメントが大人びてきたな。

しばらくして、外遊びから息子が帰宅。

息子「あれ？ぼた餅は？」

やっぱり？そうなる？

息子は桜餅とぼた餅の２つをリクエストしたのです。

私「ぼた餅はなかったんだ」

ちょっと残念、という表情をしながら、大きな口を開けました。

あれ？　なんか違和感を感じる。

そう、息子は桜餅の葉っぱを取っていたのです。

私「え？桜餅の葉っぱは食べられるんだよ。美味しいよ」

息子「学校でも桜餅が出たけど、ぼくは葉っぱの苦さが苦手」

私「葉っぱのしょっぱさが、餅の甘さをより一層引き立てるのに・・・」

それでも息子はママにあげるよ、とお皿に葉っぱを残しました。

ちょっと～、葉っぱも丁寧に味付けしてあるのにさ～。

ぱくっと口に入れて、衝撃が走りました。

ーーーそう。餅があるから葉っぱのしょっぱさや苦みが有効なのです。

葉っぱだけだと物足りない……微妙な味わい……

普段は別々に食べませんからね、知りませんでした。

桜餅の餅だけでも美味しいでしょうが、
葉っぱが加わって完成形となることを
実感しました。

考えられていますね。

見た目も美しい上、味も香りも抜かりない。

緑茶を合わせると王道の美味しさ。
紅茶を合わせても、それはそれで美味しい。
（私はコーヒーより紅茶派）

息子が葉っぱまで丸ごと桜餅を味わうのは、もう少し先になりそうですね。

日頃のおやつはスナック菓子やお煎餅になりがちですが、
このように和菓子を味わうのも美味しいし楽しいですね。

季節感を味わえる上にヘルシーなんて、素晴らしい！

次回はぼた餅にしましょう。

柏餅もいいですね。

桜を観ながら、和菓子を味わうのもいいでしょう。
花より団子は否めません。

ありがとうございました。