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貧困という社会問題に挑む

 昨今、日本で社会問題になっているのが「貧困」であり、親が貧困であるがゆえに、その子供も貧困になるという負の連鎖がある。いまの時代、男性女性と区別することはしないが、強いて言うならば女性の貧困問題はかなり深刻だ。

 例えば、シングルマザーが子育てをしながら非正規として働いている場合、ほとんどのケースで元夫からの養育費を打ち切られている。元夫の側にも事情はあるのだろうが、かわいそうなのは子供である。諸説あることも承知しているが経済格差は能力格差がひとつの要因だと考えている。

 2000年代から急速に普及したインターネット、2010年代から革新的な情報通信端末となるスマートフォンの台頭、そして高度情報社会における近年のさまざまな知識と経験の共有展開。先に挙げた能力格差を是正するため、求められるもっとも有益な能力は何か?それは①情報を検索する能力、②検索した情報を取捨選択する能力、③取捨選択した情報を活用する能力、この3点が非常に重要であると言いたい。知っていれば助かることは多い。貧困の落とし穴におちて苦労し、地獄を味わっている人々が口を揃えて言うのが「無知でした」が最多。無知であることは罪ではない。しかしながら、無知であることを回避できるなら、貧困に立ち向かうことはできる。〈つづく〉

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