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柔軟性がきく働き方・コールセンター 就業のススメ

 社会は発展しているのではなく、ただ変化しているだけというのが見識者の考えであることは皆さんもご存知でしょう。ますます社会変化のスピードは早まっていくことに異論はないはずですが、個人の考え方や行動は世の中のスピードに追いついているのでしょうか。

 私は、産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタントの有資格者として悩める個人のキャリア相談を受けることがあります。なかでも働く職場の人間関係の相談は多く、その根底には変化する事柄に考えや気持ちが追いつけずに苦しむ相談者を何人もみてきました。人間関係の悩みには大きくわけて二つあると感じます。

 ひとつは、職場環境が変わることによって生じる新しい人間関係によるもの。そして、もうひとつは固定化された人間関係によるものです。個人の働き方は、自己を取り巻く人間関係に大きく左右されるといっても過言ではありません。この二つのパターンはどちらが良い悪いではなく、どのようなときに自分は悩むのか苦しむのか経験をとおして知っておくことが大切となります。

 いずれにしてもトリガーは"変化"です。コールセンターという職場は、固定化しようと思えば固定化できますし、そうしないでおくことも比較的コントロールができます。シフト制で働くこともできますし、決まった時間だけ働くこともできます。昨今は在宅勤務でのコールセンターも増えています。つまりは働く時間と場所に柔軟性があるコールセンターが増えているのです。これも社会変化の恩恵かもしれません。

 柔軟性のきく働き方ができれば、自分の悩みの特性を知って人間関係で悩む・苦しむといった状態を回避できる可能性が高まります。在宅勤務と出社のハイブリッドな働き方を選べるようなコールセンターもあります。個人の考え方や気持ちが世の中のスピードに追いつくまでに時間を要するなら柔軟性がきく働き方のできるコールセンターはオススメです。

 コールセンターと一括りにされることも多い業界なのですが、実は多様化していますのでさまざまなコールセンターが存在します。私の記事ではコールセンターという呼称で統一していますが、コンタクトセンター、サポートセンター、サービスデスク等々、さまざまな呼称がセンター機能の種類によって表現されています。変化する事柄に適応できる環境を選べることがコールセンターという職場の利点だといえます。

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