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就職氷河期世代・コールセンター就業のススメ

 前回は、オフィスワークへの入門としてコールセンター就業のススメという記事を投稿しましたが、今回は就職氷河期世代かつ非正規雇用の方が正社員で働きたいと思っているならばコールセンターという職場をおすすめする記事です。(わたしも就職氷河期世代です。)

 なぜ、コールセンターかと言えば少し頑張れば多数のなかで目立つ存在になれるからです。いきなり正社員を目指すのではなく、組織内にあって非正規雇用から正社員登用制度を利用する方法です。努力は必要です。問題は努力する方向性が適切か否かという視点です。

 努力する方向性が適切か否かは、幸田露伴が「努力論」で述べた概念でありすべての努力が報われる訳ではなく、適切な方向性で実践する努力こそが大切であるという視点です。コールセンターの価値や目標、ゴールは明確なのです。そこで就業するメンバーの貢献度は、そのゴールからの逆算で示すことが可能であり、何に注力して努力すればよいのかも明確にすることができます。

 つまり、定量的な目立ちかたが可能なのです。この点において努力して正社員登用の推薦を手に入れるのです。先ほど"少し頑張れば"と表現しましたが、具体的には100人に1人だと思わせる頑張りを目指せばよいのです。何かひとつ秀でた能力を周囲へみせるだけでよいのです。100万人に1人と言えば難しいですが、100人に1人であればどうでしょう。少し頑張れば目立つことができるのではないでしょうか。

 たとえば、第一声の挨拶が100人に1人いるかいないかの気持ちのよい挨拶ができる。100人いたら誰もが嫌がる仕事を率先して引き受ける。応対品質が100人中トップの実績である。などなど、何かで100人に1人のレベルを目指すことでそのコールセンターのゴール達成に貢献し、目立つ存在となるのです。

 何をテーマに努力するかは戦略です。そのコールセンターでのゴールは何か?ここをまずは確認するところから始めましょう。継続して100人に1人である存在価値を示すことができれば、上位者から正社員として働かないかという声はかかります。努力する行動とともに自らもしっかり正社員としての就業希望の意思表示をすることも忘れずに。

 少し頑張れば必ずチャンスは巡ってきます。コールセンターとはそういう職場なのです。コールセンターはチャンスの山です。少し見方を変えればそこらじゅうに価値あるお宝が転がっている場所といえます。

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