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新米行政書士さんのためのKindle本、新刊

いまいさんです。

行政書士法人に勤め始めた際、たまたまそこが事業者様支援の現場だったのでさあ大変。何しろ私、社会人経験は公務員、それも人事課勤務のみ。それまでの人生を振り返ってみても、自分で事業をしている人を身近に見たことはありませんでした。
初めて事業者様との面談に参加したときは、一体事業者さんってどんな人?と、かなりドキドキしていたものです。

事業を実際に行っている方からすれば「別に取って食いやしないよ」「普通の人間だよ」という感じだと思いますが、それまで事業をしたことも、身近に事業を行っている人がいたこともない人にとっては、そのくらい別世界のこと。
法人に「就職」した私は面談にいきなり一人で放り出されることもなく、ノウハウをきちんと教えてもらえたし、簿記の知識もあったので慣れるのも速かったです。でも、もしこれが独立開業だったら、きっと途方に暮れただろうなと思います。

行政書士試験の会社法の知識だけで分かる事業のことなんて、実際ほとんどありません。実際に事業者様を目の前にして、何を聞いたらいいのか、その前段階としてどういう準備をしておけば慌てなくて済むのか…。

そうして書類を集めていこうと思っても、まずその書類がナニモノなのか分からなかったり、手にしてもどこが重要なのか分からなかったり。

それでも少しずつ学び、なんとか基本的なことは分かった!と思っていたら、情報を尋ねようとしたお客様に「決算書に書いてると思いますよ」と言われてしまって恥ずかしくなったりも(その節は本当に申し訳ありません)。

でも、「行政書士の業務の一環としての事業の見方」は自社を分析するような内容とは少し違ってきますし、かといって実務本の内容にはあまりにも初歩的。だって、実務としての「申請」や「手続き」以前の部分なのですから。

出来て当然?んなわけあるかいッ!!

そんな思いが実ってこの度、2冊目のKindle本を出しました。

少なくとも当面の間、Unlimited対象にしています。

来月には、行政書士試験が行われます。そして冬から春にかけてはまた、新米行政書士さんがたくさん独立開業される時期です。
それに、行政書士試験に合格していようといまいと、行政書士事務所に新たに雇用されるパートさんやアルバイトさんも、通年を通して何人もいらっしゃることでしょう。ちょっとこれ見ておいて!と頼まれたけれど、これは一体…?なんて状況になっている方も、いらっしゃるのでは。

これらの方たちが事業者支援の「最初の一歩」を、少しでもつまずかず踏み出せる助けになったら良いと思っています。

これを読んでも、事業者支援が完璧にできるようにはなりません。
何かの申請がスムーズにできるようになったりも、たぶんしません。
でも、明日の事業者様との面談は、ちょっとだけ自信を持って行けるかも。
ただ、それだけの本です。

Unlimitedはある程度限定的にしようかなと考えているので、いつかのタイミングで通常販売に切り替えてしまうかもしれません。
気になる方は、お早めにお手に取ってみてください。

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