Layla-ire

(妄想家)2019年以降、インプット・アウトプットのバランスが取れた人生にすべく、懐古…

Layla-ire

(妄想家)2019年以降、インプット・アウトプットのバランスが取れた人生にすべく、懐古ならびに夢を描きます。稚拙でも凡庸でも、それらは私が選んだ言葉たち。

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  • 夢の引越し便

    大学時代に作った作文をリライトしました。

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「夢の引越し便」あとづけ

肩の荷が下りた気分です。 大学時代の作文なんです。最初は手書きで書きました。卒業間近に大学のパソコンで卒論やりながら入力そして出力しました。データは当時フロッピーディスクだったんですが、どこかへ失くしてしまいました。 そんなこんなで彼は自宅の手紙などを詰め込んだ収納ボックスに閉じ込められていたのです。 黄ばんで、シワシワで、読まれることを諦めているような悲しみを携えて、そこにそれはひっそりと息を潜めておりました。 僕は、ごくたまに、こいつの存在を気にはしていました。 大

    • もぐらもぐりもぐるもぐれもぐろ

      • 心臓が14億回動いてる

        先月誕生日を迎えた。 また今年も慌ただしく過ごしている。 社会人として過ごした年数の方が長くなっていることに気づく。 計算すると生まれてから14億秒、 息をしてる。 なんだかすごいなぁ、私の心臓。 これからも頑張ってくれ、私の体。 いろいろ忘れないでくれ、私の記憶。

        • ぎこちなさと僕

          月が見えるのに 雨が顔に当たるぎこちなさを 君に嫌われたことに重ねたりして まだ変われるかい?変われないんだろ? ここにいるよって言ったところで 届かない気持ちと、そっぽ向く黒猫 家を通り過ぎて我にかえる僕と笑う風 ああ、世界は誰の味方なのかな? イヤホンが外れ音楽が止まると 気分はブルースなのに、 流れるメロディが激しくて 君を誘う、君を呼ぶ、君を求めるよ そう、僕はまだ君が好きなんだ 優しくされない温かさは 優しいのかな、あったかいのかな やれなかったことを思いつく

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        「夢の引越し便」あとづけ

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        記事

          雨の夜に思うコト

          競え!ただ、争うな 戦え!ただし乱れるな 目を見て話せなくなった時 つきたくない嘘が始まる 顔を見て気持ちを汲めなくなった時 関係性は終わりを迎える 芝生に生える紫陽花のように 加工された思い出になるのだろうか せめてあともう少し もとの形を保ってほしい

          雨の夜に思うコト

          見上げてください 月が見ていますよ 昨日のあなたも 明日のあなたも

          見上げてください 月が見ていますよ 昨日のあなたも 明日のあなたも

          ゼロイチの大海原 他人が作ったゴールなんて ホントのゴールじゃない

          ゼロイチの大海原 他人が作ったゴールなんて ホントのゴールじゃない

          となりとなりけり 

          少し 少し? 思い出してみる 思い出を 告白 告白? 君にしたっけな してないか カーテンを閉めようとすると 聞こえて来る君の連弾 もう宿題を終えたんだなって 慌ててノートを広げる僕 壁を相手に球蹴りをすると 今度は君がカーテンを閉める 好きなものが違うのに僕らはなぜ 見つめあったんだろう いちばん近いのが君だった 今やっと言うよ 運命にありがとうって となり となり? 知らないよ 知ってるけど  恋人 恋人? 君じゃないよね じゃないんだ 10歩後ろを歩いてみたら

          となりとなりけり 

          地球照

          三日月と月全体が見えた。 普段見えないものが見えると嬉しい気持ちになる。 普段見えるものが見えないと悲しい気持ちになる。 妹の義父の1周忌の香典を送り、送っていなかった甥姪へのお年玉も同梱し、柄にもなく手紙を書いた。 しばらく会っていないと湧いてくる言葉が多く、自分でもびっくりする。 しばらく会っていないと、相手との距離を勘違いする。 こんなに馴れ馴れしい言葉をかけて良かっただろうかと。 月の後ろにある月は、僕に語りかける。 できもしない約束ばかりしてはいけな

          地球照

          ジョージからエリックへ

          今までスマホで音楽を聴く時はYouTubeで検索するか、うたパスで好きな年代、好きなジャンルのミックスリストを選んでいたのだが、最近Spotifyにハマっている。 「あなたのために選んだ」というmixテープが届くからだ。 聴き始めてから数日後にトップ画面に自分のSNSのアイコンに「discover weekly」と書かれたものが。 試しにタップして聴いてみると珠玉のラインナップ。AI恐るべし。次は何?次は何と2時間のmixテープに聴き惚れてしまう。 While My G

          ジョージからエリックへ

          見ず言わず聞かず

          夢が手の届くところにあったから 何もかも捨てることができる そう思ってたあの頃 なのに命も捨てられないままに 震えながら毛布に包まり 瞼を閉じても右へ左へ 走り回る光たち どれを追いかけるか悩みながら朝を待った 何を見て、 何を伝えて いったい何を聞いただろう? 僕の中に映し出した誰かに 囁くように尋ねるんだ 忘れるにはどうしたらいいと

          見ず言わず聞かず

          SCREEN

          夜空に特大のスクリーンを貼って 君と朝まで過ごすのさ 君の笑顔を映写して ここが魅力と解説するんだ 僕のドジを流されて 膝を抱えて笑うんだ スクリーンが溶けたら流れ星 君と2人で同じ願いを スクリーンが舞ったら白い道 君と2人で同じ歩みを 誰も手が届かない 君は手を離さないで 誰も見つけられない 君は僕を見つめていて

          サンタさんへプレゼント2020

          9歳の娘とのやりとり。 「パパ、サンタさんにお手紙書いたから届けておいてね。」 「うん。いいよ。今年は何をおねだりしたんだい?」 「秘密!それからさぁ、サンタさん来た時、プレゼントでクッキー置いといたら食べてくれるかな?」 「おお、焼いてあげるの?いいね。きっと喜ぶよ。」 「あ、でもそのままじゃ食べてくれないから横に消毒液も置いておかなくっちゃだね。」 「お、おう(笑)」

          サンタさんへプレゼント2020

          師走到来:振り返る前に振り返り

          2020年までにやりたいことの筆頭として「田舎に映画館を」なんて考えていろいろ思案していたが、どうにも達成できそうにはないので、先延ばしすることにした。 ここ最近の近況を。 10月に若い部下を失った。死別。原因不明の急死。自殺ではなかったと分かったことが私を含めて周囲の微小の救いになったが、チームメンバーを亡くす悲しみというものを初めて味わい、自分に何ができたんだろうと思い詰めた10月だった。今後も関係性が続く前提での彼への叱咤激励の言葉たちは、虚しく、冷たく、無意味なも

          師走到来:振り返る前に振り返り

          誕生会 おねしょでしめる 秋の夜

          誕生会 おねしょでしめる 秋の夜

          庭に出て月明かりで温かい夜に

          とぼとぼと月を眺めながらの帰り道に妄想する。 君との再会のシチュエーションと、 僕の作り笑いがどんどん現実味を持たなくなってて。 君に書いたラブレターを読み直してみるよ https://youtu.be/Aki_7DxTj3Q

          庭に出て月明かりで温かい夜に