岸辺レイジ

【90年代-00年代ロックファン向け】エセ音楽ライター。メタル・パンクなどのラウドミュ…

岸辺レイジ

【90年代-00年代ロックファン向け】エセ音楽ライター。メタル・パンクなどのラウドミュージックを中心としたロックの魅力を好き勝手に紹介。20数年のバンド活動と数千枚の音源を聴きこんできた経験から、音楽を聴いて”うれしい・楽しい・大好き!”になる情報を発信します。

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自己紹介

はじめまして。 見た目はおっさん、頭脳は子供。音楽ライターのレイジと申します。 ロックが好きなアラフォーのおじさんです。 以前別のアカウントでnoteを書いていましたが、今回音楽の事を中心とした発信がしたいと思い、新たなアカウントをはじめてみました。 最初の投稿なので、簡単な自己紹介をさせて下さい。 プロフィール岸辺レイジ(きしべれいじ) 1983年生まれ、さそり座の男、本業は会社員 音楽経験 ドラム・パーカッション(暦25年くらい~) ギター・ベース(初心者レベル)D

    • Nu Metalは、結局limp bizkitが最強

      久しぶりの投稿になってしまいましたが、今日は軽い話題をひとつ。 ここ数年、2000年代に活躍したのロックバンドが再び盛り上がってきています。 2000年前後は、ヘヴィなロックをベースにヒップホップ、ファンクなど様々な音楽ジャンルの要素を取り入れた、いわゆるNu metal(日本でいうミクスチャーロック)の全盛期でした。 時代の流れと共にそうした音楽はメインストリームから離れていきましたが、ここ最近そういったおじさん達の再結成や来日が多く、同じおじさん世代としては嬉しい限

      • Dir en grey 『19990120』 - 進化というか深化した真価

        1999年1月20日、Dir en greyはX-JAPANのYoshikiプロデュース、しかもシングル3枚同時リリースでメジャーデビューという超破格の大型新人としてデビューを飾りました。 あれから25年も経っているにも関わらず、新譜のタイトルである「19990120」という文字を見た瞬間、すぐに何のことかピンときて衝撃を受けた。 それだけ印象的な出来事だったのでしょう。 タイトルだけで、当時中学生だった私の苦い青春時代が一気に甦りました。 そのシングルの内容は、そうもち

        • シン・LUNA SEA! MOTHER&STYLE再録について

          どちらもLUNA SEAの最高傑作と言い切ってしまってもどこからも異論が出ないであろう珠玉の名作、MOTHERとSTYLE。 私は墓場に1枚だけCDを持っていけるとしたら?と聞かれたら、迷わずMOTHERと答えます。 そんな作品が、約30年弱の時を経て2023年に新たに再録されました。 よく出る話題・オリジナルと新録版、どちらが良いか? いきなり結論をいうと、 どちらが良い?ではなく、どちらも良い! 現代の技術で音質がよくなったという面を素晴らしいと感じる人もいれ

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          4本

        記事

          麦ノ秋音楽祭2023#seeds 参加記録ライブ篇

          2023/11/11-12にCOEDOビール工場敷地内にて開催された麦ノ秋音楽祭(むぎのとき音楽祭)に2日間キャンプで参加しました。 今回はライブを中心に感想をお伝えしたいと思います。 ※キャンプ篇はこちら ラインナップ11/11(SAT) ・androp ・村松拓(Nothing’s Carved in Stone)with 伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION / PHONO TONES)/ 宮下広輔(PHONO TONES) ・蓮沼執太 & U

          麦ノ秋音楽祭2023#seeds 参加記録ライブ篇

          麦ノ秋音楽祭2023#seeds 参加記録キャンプ篇

          麦ノ秋音楽祭は埼玉県川越市のブルワリー(ビール会社)であるCOEDOビール主催の音楽フェス。東松山市にあるCOEDOビールの工場敷地内で、音楽とビールを味わいながら、さらにはキャンプも楽しめるという素晴らしい音楽イベントです。 昨年の初開催から、11月と5月の年二回開催となり今回は第3回目。 11月に参加者が植えた大麦の種を翌5月に刈り取りそれをビールにするというコンセプトで、毎年の風物詩となりそうな新しい音楽祭です。 アコースティックメインの素晴らしい音楽と、最高におい

          麦ノ秋音楽祭2023#seeds 参加記録キャンプ篇

          昼間、なんとなくSNSを見ていたら、BUCK-TICK櫻井さん急逝のニュースを見た。なんとなくSNSなんて見なければよかったと心から思った。本当に悲しいけど、人生でBUCK-TICKという素晴らしいバンドに出会えたことを嬉しく思うし、人生の短さを実感した一日でした。

          昼間、なんとなくSNSを見ていたら、BUCK-TICK櫻井さん急逝のニュースを見た。なんとなくSNSなんて見なければよかったと心から思った。本当に悲しいけど、人生でBUCK-TICKという素晴らしいバンドに出会えたことを嬉しく思うし、人生の短さを実感した一日でした。

          UNENDING STYLEツアー再現ライブレポ

          LUNA SEAを好きでいてよかった。この日ほど強く思ったことはない。 そんな最高のツアーでした。 1996年発売の最高傑作アルバム、STYLEのツアーを27年ぶりに再現したLUNA SEA DUAL ARENA TOUR 2023。 2日目のUNENDING STYLEの様子を、個人的な思い入れたっぷりに記録しておきたいと思います。 ※初日のMOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATEの様子はこちら ロマンを叫び続けて信じられないことに、アルバムの発売

          UNENDING STYLEツアー再現ライブレポ

          MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE再現ライブレポ

          魂が揺さぶられる、そんな夜だった。 28年ぶりにモンスターアルバム「MOTHER」「STYLE」の楽曲を再演するDualコンサートツアー、MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE再現ライブ、初日のKアリーナ横浜の様子をお伝えします。 完全にネタバレを含むので、閲覧は自己責任でお願いします。ただ、素晴らしいライブだったという事だけはお伝えしておきたいと思います。 一番の懸念事項個人的には青春時代を共に過ごした最も思い入れの深いアルバムであるMOTHER

          MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE再現ライブレポ

          発売日を楽しみにしている時点で、すでに再生ボタンは押されている。

          何年ぶりだろう、発売前のCDを予約した。 今の時代、サブスクでほとんどの音楽は聴けてしまうので、よっぽどマニアックな作品以外は盤を所有するメリットはあまりない。 それでも今回CDを予約したのには、いくつかの理由がある。 (もったいぶっておいて、たいした理由ではないですが少し思ったことを書き残しておきたいと思います。) 11月発売のHEY-SMITHのニューアルバムを予約購入してみた。今回予約したのはHEY SMITHという日本のバンドのニューアルバム。 ここ数年で、一番

          発売日を楽しみにしている時点で、すでに再生ボタンは押されている。

          East of Eden 「Evolve」の圧倒的攻撃力

          こちらはEast of Eden のデビュー曲「Evolve」のPVです。 正直、はじめは「またよくある嬢メタルバンドか・・・」と思って聴きはじめましたが、圧倒的な演奏力と楽曲のクオリティの高さに見事に心を打ち抜かれました。 楽曲の良さ・演奏力・ヴィジュアル、三方良しのNew Bandについて考察してみたいと思います。 異常とも言える演奏力の高さまずメンバー構成が、ヴォーカル・ギター・ヴァイオリン・ベース・ドラムの5人編成で、ヴァイオリンが専属で中核を担っているのが珍しい

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          3行メタル日記-2023/09/07(Thu)

          ローリングストーンズ、ニューアルバム発表。80代で新作って凄い勇気をもらえる。 Hey Smithメジャーデビュー&東リベ EDテーマ!嬉しいような複雑なような。 ジャニーズ東山氏が新社長に。この期に及んでどういう感覚なのか。 なんとなく#3行日記というタグを見て書いてみました。 全然メタルじゃなかった(汗)むしろジャニーズが一番メタル。 今日の一曲 Silverstain [Smile in your sleep] これぞエモーショナルロック!って感じで、切ない気持

          3行メタル日記-2023/09/07(Thu)

          【雑談】Silverstainというバンドにハマりそうな気がしている件

          カナダのエモ・スクリーモバンド、シルヴァースタイン。 これまで11枚のアルバムをリリースしているベテランですが、恥ずかしながら知りませんでした。 もともとThursdayやThriceといったスクリーモ系バンドは好きだったので、どこかで名前は見たことある、くらいの感じでしたが、10月に来日するというニュースをTwitterで見てなんとなく聴いてみたら、メチャクチャカッコいいじゃないですか。 しっかりエモくて、切なくて、ヘヴィでキャッチー。 まだあまり聴き込めていませんが、こ

          【雑談】Silverstainというバンドにハマりそうな気がしている件

          Laputa-追悼:akiさん

          2023年夏の終わりに、Latutaのvocal akiさんが急逝しました。 謹んでご冥福をお祈りいたします。 解散から20年近く経ちますが未だに聴き続けていますし、いつかバンドが復活してくれないかと期待していたので非常に残念です。 数々の名曲を残したLaputaについて振り返ってみたいと思います。 名古屋系バンドの代表格 90年代。名古屋系というダークでハードな路線のムーブメントがあり、その一翼を担っていた代表格が黒夢・ROUAGE,、そしてLaputaでした。 メジ

          Laputa-追悼:akiさん

          【ライブレポ】ELLEGARDEN /Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023 @ZOZOマリンスタジアム 2023/08/17

          なんて美しい夜なんだろう。 千葉マリンスタジアムの夜空に響き渡った「僕らの唄」 まさにベスト的選曲といって過言ではないセットリストの一曲一曲、全ての曲が心に突き刺さる名曲しかないことに驚かされました。 儚くも楽しい夏の思い出として、The end of yesterdayツアーの集大成となるSUMMER PARTYは、日本全国から集まった35,000人の”バカども”全員にとってのPerfect summerになったに違いないでしょう。 私個人的には去年の"SAI 202

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          ACIDMAN 『INNOCENCE』:(純真無垢)という作品に込めた想いとは?

          ACIDMANの12枚目となるアルバム、INNOCENCEに込めた想いとは? その真っ白なパッケージに込められているものは一体なのか? その答えは、予想を遥かに超えてバラエティに富み、ドラマチックに感情を揺さぶる名作でした。 コロナ禍の2021年にリリースされた12作目のフル・アルバム生命・宇宙をテーマとした日本のロックバンド、ACIDMANの12枚目となるアルバム、INNOCENCE。 2017年の前作『Λ』から4年振りにリリースされた”純真無垢”という意味のこのアルバ

          ACIDMAN 『INNOCENCE』:(純真無垢)という作品に込めた想いとは?