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母が学んだ語学は英語だけじゃないのよ?

ちょっと前のお話しですが、こどもが登校した後の机をのぞいたら、辞書が広げられたままになっていました。

漢字辞典と国語辞典。

ネット辞書は文章読んでいて分からない単語をササッと調べられる便利さがあるけれど、じっくり読み込むとかたくさんページを開くことに関して「私は」ちょっと不便を感じてしまいます。

そういう時は紙の辞書の方が好き。

紙の辞書に指を挟みながら複数ページを見たりするのも好き😍

だからこの状態を見た時に、一体どんな楽しいことをしていたのだろう?と考えてしまいました。

結局この件についてこどもと話すことは無かったのですが、先日ゴロゴロしまくっていた私のところへこどもが来て問題を出してきました。

「小学校で習う○○文字のうち、2つの【国字】はなんでしょうか?」

と。
※○○文字は1,200くらいだったと思いますが、明確に覚えていないので伏せます。

【国字】か。
日本で作られた漢字だから中国語読みが無いんだよね。
と、いろいろな記憶を引っ張り出してきて

・峠
・栃
・咲

とあげたら、「違う」と言われてしまいました。

私が「【国字】だよ?中国語読み無いよ?」と反論すると漢字辞書を持ってきて「小学校で習う漢字じゃ無いの😡」と証拠を突きつけられました😫

なんと!

国語の教科書に「三年峠」が有ったよね?
音読してたじゃん!

日本地図で「栃木県」を漢字で覚えていたよね?

「咲」が名前につく友達がいるから書けるじゃん?

知っていて書ける漢字なのに小学校で習っていない、とか知らないよー😫

小学校で習う【国字】は、 「畑」  と 「働」 だそうです。


悔しかったので、こどもに中国語学習者あるあるとして「人の名前を中国語読みする癖」を伝えました。

そうやってどんどん中国語を覚えるのだ、と。

そして、なぜ母が【国字】と言われた時に「栃」と「咲」がすぐに思い付いたのか、までまくし立てました。

理由は簡単。
クラスメイトに「栃木県出身」「美咲ちゃん」がいたから。

彼女達が自己紹介をする際、教授が「【国字】なので、当て読みします」と指導していました。

「栃木県」ならば「『枥』木県」。
「美咲」ならば「美『笑』」。

のように似た漢字で音を表します。

それから、もし名前がひらがなの場合は漢字を当てるのが一般的です。

有名なのは「宇多田ヒカル」や「浜崎あゆみ」。
「宇多田ヒカル」は「宇多田『光』」となるし、「浜崎あゆみ」は「浜崎『歩』」となります。

こどもからしたら「はいはい」となる話なのは知っている。
だけど、母はこうやってたまに聞いてもらわないと自分の人生が無意味だったように感じてしまうのよ。

だから、聞いてくれてありがとう。
あなたの人生の雑学の一部になったら、母は報われるわ。

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