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金融緩和対策は「諸刃の刃」。吉と出るか凶と出るか?

1ドルが145円となり24年ぶりの円安水準だと言われる中、日銀が発表した金融緩和対策の維持。

金融緩和政策とは、金利を引き下げること。
つまり、今の低金利を続けていく、ということです。

現在さまざまな物が高くなっているのは日本の景気が良くなっているからではなく、外的要因(円安、不作、不安定な世界情勢、コロナ禍による物流ストップの影響など。。。)によるもので、今金利を上げてしまうと生活苦に陥る人が増加する ということなのだろう。

対してアメリカは、インフレを抑えるために金利を引き上げる。と発表しています。

日本とアメリカが正反対の発表をしました。

日銀は為替介入の準備はしている、とも発表して牽制しているので、昔のような1ドル360円まではならないにしても、円安は続くでしょう。


物事は多面的なので、円安が一方的に悪いわけではありません。

円安で期待されることとして

  • 製造業の国内回帰

  • 自給率を上げる動きが高まる

があります。

反対に心配することとして

  • 日本の土地を買われる(買い漁られる)

が挙げられます。


住宅ローンを借入している身としては低金利が続くことはありがたい。
また、雀の涙ほどの「外貨預金」を保有して塩漬け状態だったのが円安&金利差で資産がわずかながら増えたこともうれしい。

だけど、国として本当にこのままで大丈夫?

世界の中で相対的に貧しくなった日本。

災害大国ではあるけれど、その分対策もしっかりしている。
インフラが整っていて水道水が飲めて、衛生的。
国民皆保険で途中から入っても保険を使える。
子供が1人で電車通学できるくらい安全。

「安くてきれいで安全な国」

移住に最適、と思われても大丈夫?

日本国家とは?
日本人とは?

郷に入れば郷に従う。
それを遵守させるべき責任があるのでは?


日本は今が正念場。

今回の円安で国内をしっかり立て直せないと、さらに落ちぶれた末路しかない。

と私は思います。

私の考えが「うがった見方(本質をついた見方)」でありますように。


記事をアップする前に為替介入がありました。

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