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私の好きな全国の小さな本屋さん・ネット書店のまとめ

全国にある小さな本屋さんの棚は、見ているだけで楽しい。
独自の配本を組んでいるところもあれば、直取引で本を取り寄せているところもあれば、古本と新本を合わせて置いているところもある。

本当なら旅先に出たついでに立ち寄ってじっくり本棚を眺めていたいけれど、外に出かけにくい今、できることはネットショップをサーフィンすることだ。

個性的なカテゴリ分け、厳選されたラインナップの本たち、その地域にしかないリトルプレスやローカル雑誌。それぞれの地域でしっかりと根付いている本屋さんの棚は見ていて楽しい。本当にすごい。

まだ行ってない本屋さんもいっぱいあるし、ネットじゃなくて実際の棚も見たい。いつか絶対訪れるから、そのときまでちゃんと生き残っていてほしい。そしてnoteを書き綴っている本屋さんたちも紹介できたらと思っている。

本屋さん巡りをするように、ネット書店の本屋さんを回ってみてほしい。

BOOKS KUBRICK

ブックスキューブリックは福岡にあるカフェの併設された本屋さんだ。ネットショップはYahoo!なので、paypayやTポイントの特典が付くのも嬉しい。

青山ブックセンター

表参道にある有名店、青山ブックセンター。ネットショップを4月から開始している。ABC実店舗の店頭入ってすぐに並んでいる、あの楽しい目玉商品が揃えられた棚を再現しているようで、見ていて楽しい。

恵文社一条寺店

読む本に困ったら時々、ここを眺めに行っている。丁寧に一冊ずつ、その特徴や書評が書かれている。雑貨も置いてあるし、見ていて飽きないサイトになっている。お店の雰囲気をそのまま表しているようで、嬉しい。

Title

荻窪の名書店、Title。店主のTwitterを見てると、つい本を購入してしまう。ここで彼がオススメされている本をたぶん、ほとんど購入している。

Titleのウェブショップで本を買うと、その月のオススメ本などが書かれた冊子もオマケでついてくる。それもまたクオリティが高くて、また本が買いたくなる。

橙書店

熊本の名書店、田尻久子さんの本は多く出されているし、どの文章にもどこか凪いでいる水面のような穏やかさと静けさが感じられて素晴らしい。いつか行ってみたい書店の一つ。アルテリ、という熊本発の文芸誌も出版している。こちらも毎回、素晴らしい。

本のあるところ ajiro

文学ムック「たべるのがおそい」などの出版を手掛ける書肆侃侃房が運営する本屋兼イベントスペース。本にまつわるいろんな催しがされていて、いつも楽しそうだ。オンラインストアも書肆侃侃房の本はもちろん、韓国文学、詩歌などの本を中心に、見ごたえのある楽しい棚になっている。

FOLK old book store

大阪の名物店。カレーのおいしい古書店・カフェ。FOLKのある北浜の通りは、東京の蔵前によく似ている。FOLKの棚の雑多な感じはなんともいえない楽しさがある。

ホホホ座

ガケ書房改め、ホホホ座となった元祖サブカル系本屋さん(と表現したらたぶん怒られるけど)。ネットショップもちゃんとやってる、エライ。

古書善行堂

同じく京都の名物古書店、善行堂さん。店主の山本善行さんは、古書店界隈の重鎮、多数の本も出されていて、どれを読んでも本が好きなのが伝わってくる。

nowaki

京都の器と本のお店。絵本の編集者、筒井大介さんと奥さんの経営するお店だ。猫の絵本が多い。雑貨も多いし、器も素敵だ。落ち着いたら実店舗のほうにも立ち寄りたい。

徒然舎

岐阜の新カルチャースポット、美殿町商店街にある古本屋さん。誠実な店づくりをしている良いお店。岐阜ならではの本、リトルプレスも多い。

マヤルカ古書店

京都の奥まった路地裏にある古本屋さん。最近ネットショップをオープン。絵本や料理の本、女性店主のこだわりある棚の顔がみえて、面白い。

本屋B&B

本好きならだいたい皆知ってる内沼晋太郎さんのやってる本屋さん。ネットショップでは、デジタルリトルプレスを販売している。内沼さんのやることは、いつも新しくて面白い。

ON READING

ON READINGは名古屋の本屋さんだ。行ったことはないけれど、行きたくてしょうがない。楽しそうなイベントもいっぱいやってる。間違いなく東海圏の小さな本屋さん文化の中心だと思う。選書もやっぱり素敵だ。

BlackBird Books

大阪の北摂にある古本屋さん。店主は控えめでこじんまりとしたお店だけど、必要十分な良本を取り揃えていて飽きない。もともと通販をやっていただけあって、オンラインストアも充実している。私は近所なので、実店舗でお世話になりっぱなしだ。
こないだ400冊くらい買ってもらったので、私の本棚にあった本もきっと売られていると思う。

百年

吉祥寺にある名物古書店。懐かしいな、また行きたいな、と思いつつ、東京を離れると意外と吉祥寺は遠く感じる。いつか百年経たないうちに。

Casimasi

大阪の伝説の?貸本屋ちょうちょぼっこを営んでいた店主が開いた雑貨と本のお店。いつまでもいたくなるような素朴な雰囲気のお店。良き。


Antenna web shop

京都のサブカルチャー、音楽シーンを深く広く記事にしてきたアンテナのオンラインショップ。もちろん、本だけでなくCDも買える。それぞれのサイトのセレクトも見事。これからも応援したいウェブマガジン。岡安さん頑張ってほしい。

汽水空港

汽水空港は、鳥取にある湖の近くの古本屋さんだ。ゲストハウスたみの近くにあるので行きたかったのだけれど、なぜか休業日で行けなかった名残惜しい本屋さん。ネットショップは売る気があるのかどうかよく分からないけれど頑張ってほしい。

本と音楽 紙片

尾道にあるとても静かな古本屋さん。ウェブショップもそんな静かな余白がどことなく感じられる。じっくり静かに本を選びたくなる。

READAN DEAT

広島に行ったら必ず寄りたいと思っている本屋さん。センスのいい品ぞろえで、きちんとカルチャーを守っている。広島に行く楽しみのひとつ。

BOOK MARUTE

香川のオシャレ倉庫「北浜alley」にある本屋さん。濱田英明さんと縁あったり、写真やデザイン系の本が充実している。海の見える本屋とかそれだけで素敵すぎる。香川に行く際はぜひ訪れたい。

とほん

金魚の町、奈良の大和郡山にある古本屋さん。金魚の栞は名物かもしれない。大和郡山の町に馴染んだ店構えの素敵な佇まい。

toi books

心斎橋アセンスさんが無くなったときはショックだったけれど、そのスタッフが新しく起ち上げてくれたtoi books。近くなのにまだ実店舗に行けてなくてなんだか申し訳ない気持ち。ネットショップを作ってくれて嬉しい。早く行きたいなあ。

CAVA BOOKS

京都の出町座にある本屋さん。映画に関連した書籍中心なのかと思えば、意外と品ぞろえが幅広くて面白い。どことなく左京区らしさもある、独特の匂いのする本棚。

誠光社

恵文社の店長さんが独立して起ち上げた本屋さん。こだわりのある質実剛健な棚ぞろえが好きだ。人文系、京都の出版社のものが印象に残る。

SUNNY BOY BOOKS

学芸大学駅の古本屋さん。Zineや詩集の品ぞろえがいいなぁ。monogramさんがあったり、なにかと文化的な街、かわいい佇まい。

書肆スーベニア

つい最近まで、書肆って読めなかったなぁ。詩や短歌の世界に興味を持ってからそういう読み方を覚えた気がする。人文のいい匂いがする本屋さん。

双子のライオン堂

名前は聞くけど、行ったことのない本屋さん。よくイベントもやってるから、一度行きたいなぁ。「しししし」という文藝誌を出していることでも有名。これもまた、毎回テーマもそれぞれの作品も良い。

先日、ネットで本を買ったらすぐに届いた。出前迅速、嬉しい。

半月舎

彦根にある古本屋さん。琵琶湖近くのカフェ、void a partの選書もしている、滋賀の信頼がおける本屋さん。飾らない感じの本棚がいいなぁと思う。選書も好き。のんびりと彦根の商店街を歩くように、ゆっくりとした時間が流れている気がする。

カディブックス

「馬語手帖」「はしっこに、馬といる」「くらやみに、馬といる」という馬シリーズの本を出版している。これまで紹介している本屋さんでもきっと買えると思う。馬と一緒にいる、空気感まで伝わってくる落ち着いた文章が、とても心地良い。

マルジアリナ書店

主に小出版社の新刊が多いのかな、独特の選書、特典も良さげ。店長は早稲田の文学部キャンパスの生協で奮闘して選書企画をされていた方がやっているそう。それだけできっと素敵な楽しい本屋さんだ。いつか分倍河原行きたい。

栞や

本を買ったら、自分の好きな本を選んでつぎのひとに読んでもらえるように手紙を書いて返送する、そんなふうに本を交換していく不思議な本屋さん。本でつながっていく不思議なお手紙と栞。

本屋ロカンタン

注目すべきは輸入盤映画だ、なんか良さげなのがいっぱいで気になる。店舗は西荻窪、と。メモメモ。取り扱う本も、映画や写真集などアート系多し。素敵な品揃え。


レトロ印刷JAM

気軽にシルクスクリーンなどの印刷DIYをしに行ける大阪の印刷屋さん。ネットショップには、インクや布などのプリントに関わる道具のほか、印刷関連、デザイン系の本も売っていて。印刷・製本は本にかかわる重要な工程でもある。ここも本の文化を守る場所のひとつ。

Cat's Meow Books

遊び心って大事だ、と思わされる本屋さん。とにかく、たくさんの本の中から選んで注文できる、こういう棚の覗き方もいいなぁ。猫のために本を買おう。

ハナメガネ商会

雑司が谷のイメージがあったんですが、益子町でしたね。starnetはじめ、古い歴史と新しいお洒落な陶器の町で営む乙女の古本屋。

ひらすま書房

富山県射水市の古本屋さん。富山もゆっくり回りたいなぁと思う。お洒落な美術館も、ワイナリーもホテルもある。静かな音楽の町で、本をゆっくり読みたい。

がたんごとん

がたんごとん、音の響きが素敵な詩歌を扱うお店。ゆるく若い詩を集めてるのがいいなぁ。


乃帆書房

秋田に、こんなに古本屋さんが多いとは知らなかった。北の国の文化を温かく灯してくれる本屋さん。いつか必ず、ゆっくり行ってみたい。

水色レコード

本が置いてある場所は、何も本屋さんだけではなくて。ここは三重県伊勢市のドーナツ屋さん。レコード・CDのほかにも、音楽にまつわる冊子や本も置いている。いつか食べに行きたい。

ひるねこBOOKS

ひるねこBOOKSさん、できた頃にはたぶん東京を離れていたので一度も行けてないと思う。散歩にちょうどいい谷中の町で、絵本が並んだ棚はとてもよく似合いそうだ。ゆっくりとまた、このあたりを散策したいな、と思う。

NENOi

早稲田~雑司ヶ谷の界隈は、実はあまり歩いたことが無い。ちょっとくせのあるイメージが強くて、半端ものが歩きにくい気がしていたのだけれど、今思えば、谷中あたりのほうがよほどディープだ。面白い店もまた、いっぱいできているのだと思うとわくわくする。今度は恐れずに行ってみたい。

本屋 light house

幕張かぁ。遠い、行ける気がしない、ネットショップある、嬉しい。『灯台より』の素晴らしい執筆陣にびっくりする。即予約した。灯台の光に誘われて、いつか小屋に行ってみたい。

ひるのつき

ひるのつき。海月書林といえば、本好きな人は思い出すだろうか。インターネット古書店の先駆けともいえる、小さな古本屋さん。いまは、「ひるのつき」となって再開しているらしい。手芸本という素敵な世界。

rebelbooks

群馬県高崎市の書店、淡々と良書をTwitterで紹介してくれる、いい本屋さんです。群馬という土地は、まだじっくりと訪れたことはないのだけれど、ここでも本の灯をともし続けているありがたき書店。

よもぎBOOKS

大人にも子どもにも魅力的な絵本が手に取りやすい形で並べられていて。ネットショップのひとつひとつの説明書きも気持ちのこもった文章でやっぱりつい手に取りたくなる。絵本も、リトルプレスも、その魅力をしっかりと伝えてくれている。

スロウな本屋

スロウな本屋、ゆっくりを愉しむっていいね。本とゆっくりな時間、とても共感できるコンセプト。オンラインショップは絵本も多いけど、リトルプレスや小出版社のももの充実している。良き本棚。

青と夜ノ空

なんて幻想的な屋号の本屋さんだろう。吉祥寺にある古本、リトルプレスなどを扱う本屋さん。インスタグラムの更新もマメでおしゃれだ。

本屋ヌルガンガ

香川にある本屋さん。デザイン、イラスト系の書籍が目立つ本棚、全体的にオシャレだ。時折、香川の本がちらりと見える。地元に根付こうとしている、いい本屋さんだ。

忘日舎

5月3日にウェブショップ起ち上げ。嬉しい。西荻窪の堅実な本屋さん。専門書、外国文学が多い。

BOOKS青いカバ

青いカバ。皆に愛されているカバ、知的な青いカバ。この界隈の書店さんはどこも知的なイメージがある。でも可愛らしいカバが、そこで待ってくれている。癒される看板。

トンガ坂文庫

三重県尾鷲市の漁村・九鬼町の小さな路地にあるという本屋さん。何だそれ、すごく行きたい。とりあえず今はネットで楽しんでいつかの楽しみに。

3冊の本を買った。丁寧に手紙を付けてくれて大変な今の時期を気遣ってくれた。心配りが嬉しい。

H.A.Bookstore

H.A.Bookstoreは、本を売るだけでなく、作る、伝える、そしてまたつくるという本の流れを作ろうとしている新しい本屋さんだ。いつか、そこにいる人たちと関わってみたい。サイトからはそんな誠実さを感じる。

HOSHIDO

福井の小さな本屋さん、音楽が好きなんだな~とわかる、品ぞろえ。良いアルバム揃ってる。私もベランダ好きです。本も作ってる、というのもいいなぁ。これからも福井のことを教えてほしい。

シカク

大阪の中津にあるミニコミ、リトルプレス専門の本屋さん。マニアックな品揃えが大好き。実店舗の雰囲気も怪しさとサブカルさが上手く調和してて(褒めてる)とっても良い。

https://shikaku-online.shop-pro.jp/

ポルベニールブックストア

大船駅近くの本屋さん。なんとなく海が近いのかな、と思ってしまうけれど、意外と遠い。そう、でもモノレールに乗って、何でもない市場をぶらぶらと歩いて、そうして本屋さんにたどり着いたら何か幸せな気分になれる。

タイムトラベル専門書店utouto

藤岡みなみさんら女性店主が営む神出鬼没のタイムトラベラー書店。zineの仕掛けが毎回楽しい。タイムトラベルというちょっと変わったテーマの本屋さん、こういう店があっても楽しいね。

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