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ワタクシ的 カボスを使った豆アジの南蛮漬けの記録(閑話休題有り)



4個で100円のカボスを購入

野菜売り場の棚がすっかり秋らしくなりましたね。

先日、農産物の直売所で4個で100円のお買い得なカボスが売っていたので、思わず購入しました。

傷があっても4個で100円ですもんね。
気にしない。

カボスといえば、サンマですね。
サンマといえば秋ですよね。
やっとやっとやってきた、秋ですものね。

大根をおろして、サンマを焼いて、大根おろしにカボスをしぼってお醤油ちょっとたらして食べたいなーと思ったんですよ。
秋ですから。

いそいそとスーパーに行って鮮魚売り場に直行。

さんま
さんま
さんまはどこかいな。

ここまでの私はルンルン気分。
この後の私は愕然の表情。

サンマが、高い。


高いし、小さい。

この絵のまんまの状態…。

そういえばワイドショーで言ってました。

ここ数年、海水温が高くてサンマの回遊ルートが東側にズレたと。
その新しい回遊ルートはサンマのエサになるものが少なくてサンマが痩せちゃっている。
その痩せちゃったサンマを狙って数か国の船がみっしりとサンマ漁に来ている。
海外のでっかい漁船に混ざって日本の漁船が頑張って水揚げしてきたのが,
スーパーに並んでいるサンマだと。

漁師の皆様本当にありがとうございます。

しかしながら、サンマはすっかり高級魚になってしまいました。
数年前まで丸々と太ったサンマが一匹100円前後で買えてましたよね。
あのサンマが安かった時代が懐かしい…。

10年前くらいに農産物直売所で秋の収穫祭的なお祭りをやっていて、一回500円のサンマのつかみ取りで夫が30匹近くサンマをGETして、食べきれなくてみりん干しを大量に作ったことなどを思い出しながら、出しかけた手を引っ込めて考えこみます。

今思えば沢山の美味しいサンマがお安く食べられた時代は幸せでした。
人は失ってしまってから大切だった物の存在に初めて気が付くのですね。
ああ、サンマ…。
秋が終わるまでに一回は食べたいけど今日の所はどうしようか…。

野菜売り場も覗いてみると、なんと大根もそんなにお安くはないことに気が付きます。

なんと、大根も高かった


今日はサンマはあきらめようか。
でもカボスを買っちゃったし、どうしようかな。
もう一回鮮魚売り場に戻り、サンマをしばらく眺めてから他の魚もチラチラ見てみます。

あれは、確か豆アジ。


下処理がしてある。
頭も落としてある。
おつとめ品。
142g。
150円(税抜き)。
安!

豆アジってどうやって食べるんだっけ。
南蛮漬け、とかにするんだっけ。
南蛮漬けって酸っぱいよね。
酸っぱい。
酸っぱい…。
さっき酸っぱいものを買ったような…。

そうそう、カボスを買ってました!

今日のところはサンマは諦めて、豆アジで南蛮漬けを作る!
お酢と併用してカボスを使えばいいんじゃない?
(ドヤァ!)

そんなわけで100円で買ったカボスを美味しく頂く為に、カボスを使った南蛮漬けの作り方を記録をしておきたいと思います。

あくまで記録なので
至らないところもありますが
大目に見てくださいね。

ワタクシ的 カボスを使った豆アジの南蛮漬けの記録


【用意した物】
・豆アジ(頭を落とした下処理済みの物)…142g(11匹)
・片栗粉…20g
・ピーマン…2個(60g)
・玉ねぎ…大1/2(110g)
・人参…中1/2本(70g)
・カボス…2個
・鷹の爪…1本
・醤油…大さじ4
・砂糖…大さじ4
・穀物酢…100cc
・白だし…小さじ1
・日本酒(豆アジを洗う用)…大さじ3

①豆アジを日本酒で軽く洗い、キッチンペーパーで水気を取る。

おつとめ品でしたので、臭み取りの為に日本酒で洗いました。
骨のあたりに残ってた血合いなども取り除きます。
ピカピカの豆アジ。
(おつとめ品だけど!)

②鷹の爪は種を取り除き小口切りにする
人参、玉ねぎ、ピーマンは千切りにする。

野菜をたくさん食べたいので沢山切りました。

③カボスは1個は薄くスライスして、一個は果汁を絞る。
スライスしたカボスはは南蛮漬けに入れるので、苦みが苦手だったら入れないでOK。

果汁がちょっとしか取れない…。

④小さい鍋に醤油大さじ4、砂糖大さじ4、穀物酢100cc、白だし小さじ1を入れて煮立たせ、火を止めて粗熱を取る。

ぷくぷく

⑤豆アジに片栗粉をまぶして160℃の油で揚げる。

じっくり揚げていきます。
からっと揚がりました。
このまま塩つけて食べても美味しそう。

⑥大きいタッパーに②で刻んだ野菜と⑤で揚げた豆アジを入れて、③で絞ったカボスと④で煮立たせた調味料を混ぜたものを流しいれスライスしたカボスも入れます。

全部並べて
カボスのスライスも載せました。

漬けダレが少なく感じますが、浸透圧で野菜がしんなりしてきたら全体的に漬かるようになります。
念のために1時間に一回くらい全体を混ぜて、均等に味が染み込むようにしました。
今回は7時間くらい漬け込みました。
(作ってから一週間くらいは日持ちするそうです。)

南蛮漬けを作るのは何年ぶりだろう。

どうして南蛮漬けを何年も作らなかったんだっけ?


今回作った南蛮漬けは夕飯でいただきました。
カボスの良い香りがして食欲をそそります。
一口食べてみるとカボスの皮の風味が若干強い気がしました。
カボスの果汁の酸っぱさはとても上品な風味でとても美味しいです。
カボスのスライスを入れる量はもっと少なくしても良いかもしれません。
でも久々の南蛮漬け、とても美味しいです。

私と夫は美味しくいただきました。

私は南蛮漬けの酸っぱい感じが大好きなんですが、どうして何年も作らなかったんだっけ?

美味しく南蛮漬けを食べながら、ちらっと小学生キッズを眺めると難しい顔をしています。

「これ、何?」


あー、そうだ。
思い出した。
南蛮漬けは作るのに手間ががかるのに、小学生キッズが酸っぱいものが苦手だから作らなかったんだっけ。

この日はメインのおかずに酸っぱいものじゃないおかずを用意したから、小学生キッズのお皿の端っこにちょっとだけ南蛮漬けを載せてみたんだった。

「えーとね、酸っぱい味の…魚と野菜?」
「えー‼酸っぱいの?絶対無理!」
「でもね、もしかしたら!今日は美味しく感じるかもしれないから、ちょっとだけ食べてみたら?」

嫌そうな顔をしながら玉ねぎをちょびっと口に入れて
「あー無理だわ。」と言って食べるのを拒否するキッズ。

でもちょっとだけ口に入れただけでも偉いよと誉めつつ、キッズのお皿から私のお皿に南蛮漬けを移動します。

急がなくていいからさ。
そのうち酸っぱい物も美味しく食べられるようになると良いね。

ワタクシ的 カボスを使った豆アジの南蛮漬けの記録のまとめ


【用意した物】
・豆アジ(頭を落とした下処理済みの物)…142g(11匹)
・片栗粉…20g
・ピーマン…2個(60g)
・玉ねぎ…大1/2(110g)
・人参…中1/2本(70g)
・カボス…2個
・鷹の爪…1本
・醤油…大さじ4
・砂糖…大さじ4
・穀物酢…100cc
・白だし…小さじ1
・日本酒(豆アジを洗う用)…大さじ3

①豆アジを日本酒で軽く洗い、キッチンペーパーで水気を取る。

②鷹の爪は種を取り除き小口切りにする
人参、玉ねぎ、ピーマンは千切りにする。

③カボスは1個は薄くスライスして、一個は果汁を絞る。
スライスしたカボスはは南蛮漬けに入れるので、苦みが苦手だったら入れないでOK。

④小さい鍋に醤油大さじ4、砂糖大さじ4、穀物酢100cc、白だし小さじ1を入れて煮立たせ、火を止めて粗熱を取る。

⑤豆アジに片栗粉をまぶして160℃の油で揚げる。

⑥大きいタッパーに②で刻んだ野菜と⑤で揚げた豆アジを入れて、③で絞ったカボスと④で煮立たせた調味料を混ぜたものを流しいれスライスしたカボスも入れます。

漬けダレが少なく感じますが、浸透圧で野菜がしんなりしてきたら全体的に漬かるようになります。
念のために1時間に一回くらい全体を混ぜて、均等に味が染み込むようにしました。
今回は7時間くらい漬け込みました。
(作ってから一週間くらいは日持ちするそうです。)

以上
【ワタクシ的 カボスを使った豆アジの南蛮漬けの記録】でした。

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