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学校での「前例」から、気づきをくれた先生に感謝
小学3年生のとき、漢字の50問テストで「2点」をとってきた息子。
苦手なだけかな…と思っていたところに、担任の先生からの「専門のところに相談に行ってもいいかも」と言われ、「あ、そういうこともあるのかもしれない」と気づいた新川さん。
気づきから診断、合理的配慮を受けるまでの経緯についてうかがいました。
お話を聞いた方:新川恭子さん(仮)
当事者との関係性:母
ー読み書きが苦手だと気づいたきっかけ
「I am」を「イット」と読んだ中2の娘
『うちの子は字が書けない』著者の千葉リョウコさんに、続編『「うちの子は字が書けないかも」と思ったら』で登場したフユくんの妹、ナツちゃんの読み書きの症状についてうかがいました。
※インタビューをしたきっかけは「発達性読み書き障害の症状って?」をご覧ください。
お話しを聞いた方:千葉リョウコさん
当事者との関係性:母
①読み書きが苦手だと気づいたきっかけは?
中学2年生の夏休みに「I am」を「
九九は覚えられるのに、字が書けないのはなぜ?
『うちの子は字が書けない』著者の千葉リョウコさんに、漫画の主人公・フユくんの読み書きの症状についてうかがいました。
※インタビューをしたきっかけは「発達性読み書き障害の症状って?」をご覧ください。
お話しを聞いた方:千葉リョウコさん
当事者との関係性:母
ー読み書きが苦手だと気づいたきっかけは?
漫画に書いたことと同じになるのですが、小学校に入学してもなかなか字が書けるようにならず、宿題の漢
発達性読み書き障害の症状って?
発達性読み書き障害の主な症状は、「発達性読み書き障害、発達性ディスレクシアとは?」で書いた通りですが、実際の症状の出方は人によってかなり違います。
ひらがなの読みも難しい子もいれば、ひらがな、カタカナは完璧に、漢字も小学3年生までで習う範囲なら読み書きできるが、高学年以上で習う漢字になるとお手上げというひともいる。
日本の小学生の約7~8%に存在するのに、あまり知られていないのは、「まったくでき
noteを立ち上げた経緯
2024年2月、日本語の発達性読み書き障害の臨床・研究における第一人者である宇野彰先生が理事長をつとめるNPO法人LD・ディスレクシアセンターの20周年の式典がありました。
そこで、発達性読み書き障害の子どもたちが学ぶ環境をよりよくするためにご尽力されている多くの先生方がいらっしゃること、その取り組みの一端をお聞きしました。
宇野先生をはじめ、人生をかけて取り組まれている方々に心を打たれ、「私にも
発達性読み書き障害、発達性ディスレクシアとは?
発達障害の一種で、知能や聴いて理解する力、発話で自分の考えを伝えることには問題はないが、読み書きの能力だけに特に困難を示す障害のこと。
おもに就学期前後に明らかになることが多く、日本の小学生の約7~8%に存在します。(※)
ちなみに、英語圏においては発達性ディスレクシアの「読み」の出現率は10~15%と日本語よりもかなり高く、日本では英語の学習がはじまってから、英語の成績だけが極端に悪く、発達性読