幸せだから成功する

2022年12月10日 20:32

幸せは成功に先行する

多くの人は、小さいころから
「努力すれば成功する。成功すれば、幸せになれる」
というように考えて、一生懸命努力し、成功を勝ち取った先に、幸せがあると考えてしまいますが、

ポジティブ心理学によると
「成功の結果、幸せになる」わけではなく、「幸せは、成功に先行する」が正しいです。

人は「幸せ」を感じることで脳のパフォーマンスが高まり、仕事のパフォーマンスも上がり、成功します。

ショーン・エイカ−氏著「幸福優位７つの法則」とは

緊張して、思ったよりパフォーマンスが発揮できない経験をすることがあると思いますが、ポジティブな脳は、ネガティブな脳に対して、生物学的な優位性を持っており、脳を訓練して積極性を高めることによって生産性を高めることができます。

日々の行動が自分の心がいかにとらえているかが、その行動自体よりも現実を決定します。自身の行動のポジティブな面をとらえることが重要です。

自分の能力や可能性を信じ、変化を起こすマインドセットを支点とすることで大きな力を得ることができます。

「テトリス効果」とは、テトリスを長時間やりすぎることで、周囲のものがテトリスのブロックに見えてしまう現象です。
つまり、どんな状況でも、ポジティブな面を拾い上げる訓練をすることで、
脳が自然とポジティブな面を見つけられるようになります。

失敗や苦難にあっても、その中でポジティブな考えを引き出すことすことが重要です。挫折からうまく立ち上がることのできる人は、何が起こったかではなく、その経験から何を得るかによって、自分の進むべき道を見つけることができます。

大きな試練に圧倒されないように、達成可能な小さなゴールに注目して、それから徐々に範囲を広げて、大きなゴールを達成する方法。
感情的にならずに理性をもって、自分でコントロールできる範囲を徐々に広げていくことが重要です。

20秒ルールとは、
良い習慣を増やしたければ、それをする手間を20秒減らし
悪い習慣を減らしたければ、それをする手間を20秒増やす

散歩するためウォーキングシューズを玄関に置いておく、勉強するためにアプリをスマホのHome画面に置くなど、２０秒縮める小さな工夫で、良い習慣を増やすことができます。

人間関係やつながりが良好であることは幸せを感じます。自分の殻に閉じこもらずに、人とのつながりを強めることで、新たな気づきが生まれ、仕事の効率が高くなり、失敗からの立ち直りも早くなります。
人間関係を大切にし、それを推進力にすることが重要です。

元Apple CEO)スティーブ・ジョブス氏の名言に、
「Apple社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だったと後に分かった」

というように、困難に直面しても、良い面を見つけることで、成功へ向けて立ち直ることができます。
「成功することで幸せになる」のではなく、「幸せだから成功」します。
幸福優位７つの法則を理解し、まずは幸せになり、成功しましょう！！