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サンフランシスコ留学9・10日目

この記事の概要

この記事は僕のサンフランシスコ留学について書いているものです。詳細は前回の記事を参照してください。
あと、タイトルに関してはわかりにくいので結局サンフランシスコのまま継続します。


Day9

Moonshot Thinking

基本的にこの日はMoonshot Thinkingについて学んだのですが、そもそも日本ではMoonshot Thinkingという言葉を聞く機会がないと思うので、その説明から始めようと思います。
Moonshot Thinkingを一言で言えば、その名の通り月への打ち上げの時の考え方です。ケネディがアポロ計画で月への有人飛行を宣言した時、当時の技術では到底実現不可能に思われましたが、目標に向かって技術が進歩を遂げて、見事計画は成功しました。このような、一見実現不可能に思える計画を最初に作り、それに向けて一つ一つ技術的な問題を解決していくというのがMoonshot Thinkingです。

サマーキャンプ

では僕のサマーキャンプでの話に移ります。朝起きると、外に集合したんですが、てっきり一度寮に戻ってくると思っていたのに、「授業が終わるまで帰れないよ」と聞いて焦りました。運良くスマホとメガネという必需品は持っていましたが、肝心のグローバルWifiだとかiPadとかは置いてきてしまいました。
授業は基本的に各自に一台ノートPCが割り当てられて作業します(偶然自分のノートパソコンと機種が同じでちょっと嬉しかった)。事前に写真で見たときはiMacでしたが、実際に使ったのはDELLのゲーミングPC(自分のもそうですが、GPUがRTXシリーズを積んでいるので、機械学習に使える)でした。
Moonshot Thinkingの授業では計画を立てる練習をするため、できる限り(非現実的でもいいので)アイデアをだして、ブレインストーミングをしました。が、めちゃくちゃ授業中の雰囲気はゆるくて、好きな時に息抜きとしてゲームしていいよみたいな感じでしたw
さすがにAIとプログラミングを学びに来てるので、休憩中もOSの作り方を調べたりしてましたが、他の人は普通にFPSとかやってました。2日受けた今考えると、多分夜の自由時間を削って、授業中好きな時に休憩を入れることができるようにすることでアイデアが出やすくする意図なのかぁと思います。

デスク上の様子、ヘッドセットも1人一つある

その他自由時間など

昼ご飯の後には3人以上のグループで好きにキャンパス内を移動できるTeam freedomなる時間があるのですが、この日は同じコースの人(日本人ではない)4人とbook storeに行きました。僕は財布を持っていなかったのでお土産は下見だけしました。その後に近くにあったピアノを演奏し、スタンフォードで戦場のメリークリスマスを演奏できました!曲の世界観までは伝わってなさそうでしたが、ノリノリで聞いてくれたので十分弾いた甲斐はありました(ちなみにその後ゴルドベルク変奏曲とかも弾いた)。戦場のメリークリスマスは、今年亡くなった坂本龍一氏の作品なので、トビタテのアンバサダー活動としても十分だったと思います。
そして前日悲惨な結果に終わったシャワーも今日はちゃんと使えました。

book store近くのピアノ

Day10

実際にプロジェクトを始める

午前中のうちにそれぞれのアイデアを話して、それに基づいてインストラクターがグループを分けました。グループに分かれた後は各グループでこれから2週間で作るプロジェクトの構想を議論し、僕のグループは僕ともう一人の人が似たようなアイデアだったので災害予測みたいなことをすることになりました(既にあると思うけど、正直2週間でAIを使ってやるプロジェクトとしては丁度いいと思った)。
実際にプロジェクトを始めると、Javascriptができると言ってた人がものすごい勢いでミドルエンドのAPIを組んで行くのを見てびっくりしました。僕も機械学習をJuliaで書くときはあれくらいの感じでやってる気がするから、やっぱりこっちに来れば似たような人がいるものだなーと思いました。ちなみに僕はいつもと違う開発環境にとまどいながら、AIの訓練に使うデータ収集をスクレイピングでやってました。

改めて、このグループで何かプロジェクトを進行するのは新鮮だし、日本では(少なくとも僕の周りでは)難しいなあと思いました。僕の学校にはプログラミング強い人は一定数いますけど、それぞれの興味の方向が一致しにくいので文化祭の時ぐらいしかプロジェクトをやる機会がありません(その時もAIを使おうとはならない)。なのでAIを使ったプロジェクトをグループで行うのは貴重な体験だなと思いました。

交流

この日も同じコースの人と結構やり取りしたのでそれについても書きます。カルフォルニア在住の方なんですが、ひらがなが読めるそうです。ちょっと早口で理由のところは聞き取れませんでしたが、今朝も日本語について質問してくれて、話しやすいなあと思ってます。
それで、初日に好きなゲームの話をしたところから、iPadに入れてある音ゲーをやってもらったのですが、結構いい手さばきだったけど、どうもこっちの音ゲーより難しいらしい。こっちの音ゲーは指を動かす必要があんまりなくて、単純にできてる(僕も簡単なやつをやらせてもらった)。

あと、だいぶ雑談の部分も聞き取れるようになってきたんですけど、結構日本の高校生のふざけ方とあんまり変わらないような気がした。風船を手を使わずに空中に浮かし続けるゲームでは、「頭にくっつければいいじゃん」とか言って静電気でくっつけてましたwユーモアのセンスは世界共通かも

明日以降

明日以降も引き続きプロジェクトを進めて、現地の人との交流って感じです。プロジェクト的には明日から実際にAIのモデルの構築を始めるつもり。
あと、まだお土産買えてないから、他の日本人誘ってbook store行きたいな。
本日も夜遅くに書いてるので文章雑かもしれませんがご了承ください。

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