こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、鍼灸治療を受けたいという13歳の娘さんと来院されたMさんのお話しです。

Mさんは今から丁度20年前に「手首が痛い。字が書きにくい。雑巾が絞れない」と来院されました。

手首の痛みは早くに改善したんですが、Mさんにはもっと深刻な悩みがありました。
「高３の秋にいたずら電話が2週間続くということがあって、それから眠れなくなってしまったんです。
病院に行ったら、心身症、不安神経症、軽いうつと診断され向精神薬と睡眠薬とうつ状態治療薬が処方されて5年間ずっと飲み続けてきたんです。
でも、ちっとも良くならない。
薬を飲み続けてても寝つきは悪いし、夜中によく起きるし。
時々ゴーと耳鳴りがするし。
生理もきちんとこないし。
便秘がちで出てもスッキリ感がないし。
このままずっと薬を飲み続けるのが怖いんです。
でも飲まずにもっと悪くなってしまったらどうしょう？
毎日がすごく辛いです。」

ばぁば：鍼灸で薬を手放して元気になれるように治療してみますか？
少しかかるかも知れないけど。

Mさん：えっ ！薬なしで元気になれるんですか？
私  元気になりたい。

ばぁば：鍼灸は心と体はひとつ、繋がっていると考えます。
鍼灸で体からアプローチして心も元気になってもらうんですよ。

Mさん：はい、やってみます。
薬をやめたいんです。
私、元気になりたいんです。

【後編】へと続きます。

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