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九十九里浜まで24時間自転車に挑戦して友達と海へ朝日を見に行った

若いうちにできることをしなきゃ病に取り憑かれて夜に一人で悶々と悩んでいた時、

「そうだ、自転車死ぬほど漕ぎ続けよう!」

と思いついて霧が晴れました。意外といけるので、同じような悩みを抱えている方に是非おすすめします。以下に備忘録を乗せます。よければ参考にしてみてください。

やり方

【準備】
事前にレンタルショップでクロスバイクを予約
私は、Cycletripでレンタルしました。マウンテンバイクかクロスバイクか迷ったのですが、東京から千葉は道が平坦な道が多いので、クロスバイクがおすすめです。
自転車の備品を揃える
ナビ用スマホケースや飲み物ホルダーなど。ライトもしっかり確認しておきましょう。
1週間くらい走って体作りをする
1週間前から毎日20分走って、体を整えます。でも、それまでは運動皆無だったので安心してください。

【当日】

PM5時くらいに東京から千葉へ自転車旅出発。
なるべく荷物を少なくした結果、現金を忘れました。親から仕送られるPaypayと、友人がいたおかげで生き延びれました…。11月だったので、薄いパーカー、レインドブレーカーの長ズボン、Tシャツ、肩掛け小さいバック、クレジットカード、飲み物、謎に安部公房の砂の女という本だけでした。

船橋のサイゼリアで夕食を食べる

コンビニでちょいちょい休憩を挟む
田んぼの中を走っていたときに、流れ星を見たり、ちょうど皆既月食とスカイツリーのコラボを自転車を走りながら見たり、とても良い旅でした。また、千葉県の幕張あたりの住宅街の道が広くて、とてもおすすめです。朝一の漁師さんに話しかけられたり、休憩中、警察に中学生だと間違われて職質されました。でも誤解が解けると、ルートを教えてくれたりして、警察官とても優しかった。

AM2:00 すき屋で牛丼を食べる
途中から、九十九里浜よりもすき屋が目的になっていたくらい熱望していました。そして、その深夜の牛丼が疲れた体に染みこんで、ありえない美味しさだった…。食べた後は、仮眠をとらせてもらいました…すき屋の店員さん、ありがとうございました。

AM4:00 九十九里浜に着く&絶景を見る
まだ、辺りは暗くて、友人が持ってきてくれていたランプを照らして、日の出を待ちます。暗い中で、荘厳な波の音だけが聞こえる空間でした。水辺線を見つめていたら、徐々に太陽が昇ってきて、その光景はとても素晴らしかった。日が出て温かくなったら、友人が入れてくれた異国の紅茶で目的達成を祝福しました。

待ち焦がれていた光景。友人と私がいる。

折り返しスタート帰路につく
まずは、スーパー銭湯に行って、疲れた体を癒やしてから仮眠をとります。この時は、もうお尻が痛かったです。その後は、だれも客が入っていない、自分の町にあっても行かないような定食屋さんにせっかくだからと入ったら、めちゃめちゃ美味しいご飯が出てきて感動して、友人は、亭主をわざわざ呼んでお礼を述べていました。(笑)そこから、また自転車にライド。行きと同じようにコンビニ休憩を挟みつつ前進しました。たまに道に迷ったり、森の中の誰もいない畦道を4人だけで(友人)走ったり、日の出も見たけど日の入りも見たりして、感動していました。

カプセルホテルに泊まる
体力・時間的に全然家に帰れたのですが、せっかくだからと、船橋の安いカプセルホテルに泊まりました。お酒を一缶買って、乾杯して、即寝。ぐっすり眠れま……と思いきや、私はカプセルホテルにある雑誌をひたすら読んで夜更かししました。

⑧朝出発&東京に戻る
朝9時に出発で、10時くらいには清澄白河のパン屋さんでモーニングをしていました。その後、サイクリングショップに自転車を返して、みんなで喫茶店に行って、少し旅の振り返りをして、電車に乗って帰りました。


清澄白河のB²(ビースクエアード)のパン

女性で普段運動していなくても案外いけます。
きっと楽しいです。

写真載せます

皆既月食寸前
流れ星が見えた夜空
疲れた体に染みこんだ牛丼
待つ間のたき火
現金も下着も忘れたのにこれだけは持ってきた
友人が入れてくれた異国の紅茶、絶景を見ながら飲む。ありがとう
さびれた定食屋の激美味しいごはん
ひたすら走る

Bye~




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